第1回初音特別


第1回初音特別[特別] サラ4歳・400万下 ダ1400m
4月17日(月)  水沢競馬場  10R 右回り  10頭 良馬場
賞金  1着200.0万円  2着60.0万円  3着34.0万円  4着26.0万円  5着20.0万円

□結果

着枠馬 馬名        騎手    馬体重   タイム 着差   単勝票  複勝票
1810 トニージェント   村上忍   485(-6)  1.31.5           351     376
211 ホマレコマンダー  千葉優     463(-4)  1.31.5 鼻        69      51
377 ゲートウェーミラー 沢田盛夫利 446(+3)  1.32.7 7        137     131
455 ヤマササークル   小林俊彦  456(+1)  1.33.0 2        230     233
578 トウケイクラウン  佐藤雅彦  442(+2)  1.33.5 3        573     360
666 ハッピーランド   三野宮通  472(±0) 1.34.0 3        193     233
722 スタータイマー   畠山信一  460(-5)  1.34.2 3/4      100     117
844 オリオンザロマン  西康志    475(-2)  1.34.5 2         24      15
933 トウケイベスト   菅原勲   477(-1)  1.35.0 3       1215     800
1089 サクラウイスラー △小林央幸   484(-1)  1.36.2 7         61      87

□払い戻し

 単勝式      10    630円
 複勝式      10     200円
            1     970円
           7     430円
 枠番連勝複式  1−8    4740円
 馬番連勝複式   1−10   5540円
 馬番連勝単式 10−1    12980円

□コメント

 やや風が冷たいものの好天の水沢競馬場。まだ混戦の4歳戦線とあって、ここから
トップクラスへ飛躍する馬が出て欲しいところ。勲騎乗もあってトウケイニセイの仔
トウケイベストが一番人気。尚、阿部英俊騎手欠場の為、ゲートウェーミラーは沢田
盛夫利騎手に乗り替わった。

 直線入り口のスタート。各馬横並びの好スタートから、ホマレコマンダー、スター
タイマー、トウケイベスト、トウケイクラウン、サクラウイスラー5頭が、ガリガリ
先行争いとなったが、コーナーワークでホマレコマンダーが先頭、スタータイマーが
負けずに競りかけていく。トウケイベストはやや気後れしたのか行っぷりが悪く、外
からサクラウイスラーに交わされ4番手、直後トウケイクラウン、その後内ハッピー
ランド、外トニージェントとここまでが2番手集団。そこから7馬身ほど離れてゲー
トウェーミラー、ヤマササークル、オリオンザロマンが後方追走。3コーナーを回っ
て抜け出したのはホマレコマンダー、迫ってくるのはトニージェントで、4コ−ナー
で外へ並びかけ、直線後続を大きく引き離して2頭の叩き合い。一旦は頭ほど抜けた
場面もあったが、ゴール前ホマレコマンダーが盛り返して、際どい体制で併入。写真
判定の結果鼻差トニージェントに凱歌が上がった。

  レース振りが目立ったのは、先行勢にとってきつい流れの中際どい2着に頑張った
ホマレコマンダー。やはり兄ナリタホマレという血統が花開いてきたか?勝馬トニー
ジェントと同様の評価ができよう。

 トニージェントは、今期2戦2勝。通算5戦3勝、3着2回。昨年の6月盛岡芝で
の新馬戦を逃げ切った後休養、12月の20と30日に使ったもののともに3着だっ
た。その内の20日の1戦は勝ち馬がホマレコマンダーで、今回はその雪辱となった。
鞍上の村上忍も今期は上昇気流で、村松学が不振なだけに、活躍が目立っている。活
躍が目立つといえば春は常に調子のいい千葉優だが、今年はさらに好調だ。

                        Written by フェアゲイル

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    トニージェント
 性齢    牡4
 毛色    鹿毛
 父     パークリージェント
 母     タキノトニー
 母の父   ハビトニー
 兄弟    半姉ツガルレディー
 クロス   Victoriana 4*4
 騎手    村上忍
 厩舎    水沢・村上実
 馬主    千葉浩氏
 生産者   門別・滝本健二氏
 通算成績  5戦3勝、2着0回、3着2回
 主な勝ち鞍 特別:2000年度初音賞        水沢・ダ1600