第1回グラジオラス特別
第1回グラジオラス特別[特別] サラ4歳 400万下 芝1600m
6月12日(月) 盛岡競馬場 10R 左回り 11頭 良馬場
賞金 1着200.0万円 2着60.0万円 3着34.0万円 4着26.0万円 5着20.0万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
144 ポロウニアソース 小林俊彦 445(-4) 1.39.4 643 421
211 エムティサフィニア 関本浩司 421(+4) 1.39.5 3/4 180 61
366 ヤマササークル 村松学 455(-4) 1.39.6 1/2 135 91
433 ハッピーナイス 畠山信一 454(+2) 1.39.7 首 347 75
567 ラヴリー 千葉淳志 423(-2) 1.39.8 1/2 176 78
6810 オリオンザロマン 西康志 476(-1) 1.40.1 1.1/2 6 35
722 シューワアロー 菅原勲 461(-6) 1.40.2 3/4 571 200
879 ファーストアイリス 三野宮通 463(-6) 1.40.3 1/2 3 19
955 ボールドタンゴ 沢田盛夫利 421(-1) 1.40.4 首 26 32
1078 エナジーシャンハイ 村上忍 432(+3) 1.40.8 2.1/2 515 263
11811 タカヒロマン 菅原雅文 442(-10) 1.42.9 大差 208 78
□払い戻し
単勝式 4 330円
複勝式 4 120円
1 390円
6 290円
枠番連勝複式 1−4 1830円
馬番連勝複式 1−4 1740円
馬番連勝単式 4−1 3020円
□コメント
梅雨空の盛岡競馬場で4歳馬による芝のマイル戦グラジオラス特別が行われた。人
気はわれているが、カーネーション特別2着のポロウニアソース、3着のシューワア
ロー、上昇気流のエナジーシャンハイあたりが人気の模様。
直線入り口からのスタート。内3頭が好スタートで、そのままシューワアローとハ
ッピーナイスが先行争い。エムティサフィニアは控え、替わって大外からタカヒロマ
ンが果敢に先頭争いに参加して、いつにないハイペースでレースが進んでいく。コー
ナーワークで、最内のシューワアローがわずかに先頭で、向こう正面へ入っていく。
手綱を絞ってペースを落しにかかるシューワアロー、半馬身外のハッピーナイスは折
り合いに苦労している。タカヒロマンは前半の無理がたたってか手応えが悪い。後続
の3頭内エムティサフィニア、中ラヴリー、外エナジーシャンハイが、先団直後に追
いつくが、その後は7馬身ほど離され、ファーストアイリス、ポロウニアソース、ヤ
マササークル、オリオンザロマン、さらに4馬身離れた最後方にボールドタンゴが続
く。大きく前5頭と後6頭に分かれた展開となったが、3コーナー手前、後続集団が
押し上げ一団となって4コーナーへ向かう。ただ一頭、ボールドタンゴだけは離れた
最後方。直線に向いて、先頭はシューワアローとハッピーナイスの叩き合いだが、早
くもシューワアローが後退。残り100mで大外からポロウニアソースが素晴らしい
伸びで一気に交わし3/4馬身半突放してゴール。中から抜け出したエムティサフィ
ニアが2着。頑張るハッピーナイスを内から交わしたヤマササークルが3着となった。
勝ちタイムの1分39秒4は、はまなす賞モリユウヒーローの1分37秒7と比べ
ると物足りないが、良馬場表示も渋った馬場で時計は掛かっているようで、4歳条件
馬としては優秀なものだろう。先行がハイペースで飛ばしたこともあって、ポロウニ
アソースに向いた流れとなった。2着のエムティサフィニアはヤマニンゼファー産駒
で芝向きのようだ。ハッピーナイスは道中折り合いに苦労しながら、シューワアロー
を競り負かしているように、芝では実に粘り強い。
ポロウニアソースは、元騎手のキクタケ担当馬。期待の素質馬も気性的ものが災い
してか、不完全燃焼的なレースが続いていたが、ようやく初勝利となった。
Written by フェアゲイル
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ポロウニアソース
性齢 牡4
毛色 黒鹿毛
父 ホワイトマズル
母 クリスマスリーツ
母の父 Woodman
騎手 小林俊彦
厩舎 水沢・千葉四美
馬主 池谷誠一氏
生産者 新冠・新冠橋本牧場
通算成績 14戦1勝、2着5回、3着2回
主な勝ち鞍 特別:2000年度グラジオラス特別 新盛岡芝1600