第18回ビギナーズC


第18回ビギナーズC[特別] サラ3歳 ダ1400m
7月11日(火) 水沢競馬場  10R 右回り   8頭 良馬場
賞金  1着300.0万円  2着90.0万円  3着51.0万円  4着39.0万円  5着30.0万円

□結果

着枠馬 馬名        騎手    馬体重  タイム  着差   単勝票  複勝票
177 タカノガディス   小野寺功  432(+16) 1.32.8           253     107
255 エンデバー     三野宮通  455(-2)  1.32.8 頭       276     114
322 ビッグドーベル   小林俊彦  470(+2)  1.33.7 6        873     294
411 ダイヤモンドキセキ 菅原勲   420(+7)  1.34.5 5        246     121
544 ランドスキー    渡辺正彦  457(-1)  1.34.5 首       101      47
633 サカモトサンデー  畠山信一  440(+7)  1.35.4 6        198     124
766 カネコメスカイ   阿部英俊  433(+7)  1.35.8 2.1/2    306     142
888 ヤマニンジョージ  菅原幸弘  481(±0) 1.37.1 8         20      24

□払い戻し

 単勝式      7  670円
 複勝式      7  180円
          5  180円
          2  120円
 枠番連勝複式 5−7 2500円
 馬番連勝単式 7−5 4870円

□コメント

 夏を思わせる暑い沢競馬場。3歳特別戦の第一弾であるが、新馬戦の勝馬からはサ
カモトサンデー、カネコメスカイの2頭だけで、小粒なメンバーとなった。

 ホームストレッチ直線入り口からのスタート。横一線のスタートからサカモトサン
デーがダッシュの違いを見せ、3馬身ほど抜け出し先頭。2番手内カネコメスカイ、
外タカノガディス、2馬身離れて4番手エンデバー、内ビッグドーベル、外ヤマニン
ジョージ、さらに3馬身離れてランドスキー7番手、最後方ダイヤモンドキセキの展
開。向こう正面に入って、逃げるサカモトサンデーのペースは落ち着き。後続が接近
し全馬7馬身圏内に一塊となる。3コーナーを回って、タカノガディスが早くもサカ
モトサンデーを外から交していく。3番手カネコメスカイは一杯となって後退、替わ
ってエンデバーが進出態勢。続きたいビッグドーベルは手応えがない。4コーナーを
回って、先頭に踊り出たタカノガディスが5馬身ほどのリードを保って直線へ向かう。
後を追うエンデバーはようやくサカモトサンデーを交したところ。直線に入って、タ
カノガディスのリードは4馬身。エンデバーが賢明に差を詰めにかかるが、脚色は一
杯。さらに後方からビッグドーベルが迫るがもはや圏外。残り20m粘りこむタカノ
ガディスのスピードが鈍り、エンデバ−が急接近。ゴール前並びかけるところまでい
ったが、タカノガディスが頭差凌ぎきった。

 タカノガディスは盛岡の芝でデビュー、このときはカネコメスカイに3馬身差の2
着。2戦目は相手に恵まれたこともあって9馬身の圧勝。母の父がノーザンテースト
で、カコイーシーズの産駒としては、好配合で、単なる牝馬の仕上り早という訳では
なかろう。少なくとも来年のひまわり賞を狙える器である。鞍上の小野寺功騎手は今
期4勝目。

  生産者は門別の賀張三浦牧場、あどさんおめでとうございます。

                         Written by フェアゲイル

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    タカノガディス
 性齢    牝3
 毛色    栗毛
 父     カコイーシーズ
 母     ポップアート
 母の父   ノーザンテースト
 騎手    小野寺功
 厩舎    水沢・志村文雄
 馬主    伊藤孝治氏
 生産者   門別・賀張三浦牧場
 通算成績  3戦2勝、2着1回
 主な勝ち鞍 特別:2000年度ビギナーズC    水沢・ダ1400