第25回シアンモア記念
第25回シアンモア記念[重賞] サラ・オープン ダ2000m
5月 9日(日) 水沢競馬場 10R 右回り 8頭 良馬場
賞金 1着1500万円 2着450万円 3着255万円 4着195万円 5着150万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
144 メイセイオペラ 菅原勲 502(+10) 2.11.1 20319 4414
222 バンチャンプ 山本裕次郎 484(-3) 2.12.2 6 1907 1806
388 サンアドマイヤ 佐藤雅彦 480(-8) 2.12.2 首 432 803
455 コンゴウリキシオウ 小林俊彦 506(+10) 2.12.2 鼻 1781 2156
533 グリーンヒルホープ 小嶋久輝 481(+1) 2.13.6 7 1100 1334
611 アーバンヒーロー 三野宮通 450(+5) 2.14.0 2 352 350
777 マウンドギャロップ 沢田盛夫利 490(+8) 2.14.0 頭 266 450
866 ロイヤルハーバー 草地保隆 520(-5) 2.14.0 頭 264 504
□払い戻し
単勝式 4 100円
複勝式 4 110円
2 140円
8 230円
枠番連勝複式 2−4 250円
□コメント
サラブレッド・オープン重賞第1弾は日本ダービー馬3頭を送り出した小岩井農場
の大種牡馬シアンモアを称えたシアンモア記念。今期最高の好天にも恵まれ絶好の競
馬日和となり、フェブラリーSを制した勇者メイセイオペラの凱旋レースに多くのフ
ァンが押しかけた。95年南部杯(ほどでも無いが)を思わせる混雑ぶり。そのメイセ
イオペラが単勝支持率76.9%の圧倒的1番人気、前哨戦赤松杯の勝ち馬バンチャ
ンプが2番人気、赤松杯2着コンゴウリキシオウが3番人気、もう一頭の生え抜きの
期待馬グリーンヒルホープが4番人気となった。
向正面直線入口からのスタート。バンチャンプとマウンドギャロップが好スタート。
この2頭の間を割ってメイセイオペラが先頭に行こうという構え。バンチャンプは抑
え、マウンドギャロップはメイセイオペラを強引に交わして先頭、後続に6馬身ほど
差を付ける大逃げ態勢で最初のスタンド前を飛ばす。単独2番手にメイセイオペラ。
離れた3番手にコンゴウリキシオウ、直後の内アーバンヒーロー、外バンチャンプ。
久々のロイヤルハーバーが6番手。サンアドマイヤが後方2番手。少し離れてグリー
ンヒルホープが最後方といった態勢。マウンドギャロップが軽快な逃げで向正面に入
るが、メイセイオペラが徐々に徐々にその差を詰めていく。3コーナー手前で並ぶ間
もなく交わし去り、先頭に立つ。バンチャンプとコンゴウリキシオウが馬体を併せて
追い上げ、さらにサンアドマイヤがこれを追う。メイセイオペラが先頭で直線に入り、
ゴール前軽く追っただけで6馬身突き放す楽勝。バンチャンプとコンゴウリキシオウ
の2着争いにサンアドマイヤも加わり、2〜4着は写真判定となる。最内バンチャン
プが僅かに先着。外サンアドマイヤは僅かに届かず3着。
メイセイオペラが今期初戦を順調に勝ち上がった。馬体はまだ緩めで6〜7部程度
の出来だろう。昨年のマーキュリーCと比べるとゴール前の動きが少し重い感じ。今
回のテーマだった59kも楽々クリア。次は当初の予定通り帝王賞に向かうことにな
るだろう。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 メイセイオペラ
性齢 牡6
毛色 栗毛
父 グランドオペラ
母 テラミス
母の父 タクラマカン
兄弟 半弟メイセイユウシャ、半妹メイセイオペレッタ
クロス Northern Dancer 3x4, Almahmoud 5*5父系
騎手 菅原勲
厩舎 水沢・佐々木修一
馬主 (有)明正商事
生産者 平取・高橋啓氏
通算成績 27戦18勝、2着2回、3着2回
主な勝ち鞍 特別:96年度白菊賞 水沢・ダ1600
特別:97年度スプリングC 水沢・ダ1600
特別:97年度ダイヤモンドC 新盛岡ダ1800
重賞:97年度東北ダービー 新潟・ダ1800
重賞:97年度不来方賞 新盛岡ダ2000
重賞:97年度桐花賞 水沢・ダ2000
重賞:98年度シアンモア記念 水沢・ダ2000
G3:98年度マーキュリーC 水沢・ダ2000
重賞:98年度みちのく大賞典 新盛岡ダ2000
G1:98年度マイルCS南部杯 新盛岡ダ1600
重賞:98年度北上川大賞典 新盛岡ダ2500
G1:99年度フェブラリーS 東京・ダ1600
重賞:99年度シアンモア記念 水沢・ダ2000
その他 新潟ダ1800mレコード(当時)1分52秒4 97年東北ダービー
盛岡ダ2000mレコード 2分03秒5 98年みちのく大賞典
盛岡ダ1600mレコード 1分35秒1 98年南部杯
97&98年度代表馬