第1回岩手県知事杯OROカップ
第1回岩手県知事杯OROカップ[重賞] サラ・オープン 芝2400m
11月 7日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り 8頭 良馬場
賞金 1着1000万円 2着300万円 3着170万円 4着130万円 5着105万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
144 モリユウコバン 菅原勲 456(+1) 2.31.8 2720 1652
288 トウホクシャダイ 小林俊彦 474(-4) 2.32.4 3 1209 670
311 ミヤシロブルボン 三野宮通 480(+7) 2.32.5 1/2 589 508
466 マルケイソニック 村松学 467(+4) 2.32.6 3/4 618 568
555 トキオフェニックス 草地保隆 505(+7) 2.32.8 1 351 217
677 エイティグロー 村上忍 442(-4) 2.33.4 3 176 143
733 バンチャンプ 佐藤雅彦 490(-2) 2.34.8 7 3399 1662
822 フジノカズサオー 畠山信一 533(-2) 2.35.4 3 104 184
□払い戻し
単勝式 4 250円
複勝式 4 120円
8 180円
1 210円
枠番連勝複式 4−8 500円
□コメント
芝のチャンピオン決定戦OROカップが好天の盛岡競馬場で行われ、JRA菊花賞
の発売もあって大入りとなった。マーキュリーC2着バンチャンプが1番人気、トラ
イアル桂樹杯の勝ち馬モリユウコバンが2番人気、かきつばた賞馬トウホクシャダイ
が3番人気となった。
芝1000mと同じ2コーナー過ぎからのスタート。エイティグローがあおる感じ
でやや出遅れる。思い切って行ったのはミヤシロブルボン。フジノカズサオーが2番
手に付けるが、トキオフェニックスがこれを交わして2番手。バンチャンプは4番手、
モリユウコバンは5番手。正面スタンド前ではミヤシロブルボン、トキオフェニック
ス、フジノカズサオーが後続を10馬身近く引き離しての先行策。大きく離れた4番
手にバンチャンプ、スピードが乗らず離れる一方。さらに離れてモリユウコバン、ト
ウホクシャダイ、エイティグロー、マルケイソニックと続く。1コーナーを回ったと
ころでモリユウコバンがバンチャンプを交わして4番手、大きく離れた前3頭を追う。
2コーナーを回ったところで先行3頭のうち、フジノカズサオーが早くも脱落、ズル
ズル後退。ミヤシロブルボンとトキオフェニックスが並走する感じで先頭を走る。3
コーナー手前からモリユウコバンがじわじわ差を詰め、トウホクシャダイ、マルケイ
ソニックがこれを追う。4コーナーでもまだミヤシロブルボンとトキオフェニックス
が先頭を並走。しかし、直後にモリユウコバンが迫る。直線に入るとモリユウコバン
が一気に抜け出し、後続を3馬身離してゴールイン。2着争いは内で懸命に粘るミヤ
シロブルボンをトウホクシャダイが差し切る。
モリユウコバンがトライアルの桂樹杯に続き芝2400m戦を連覇。重賞は初制覇
で岩手ターフチャンピオンに輝いた。ダート[2.2.5.15]に対し、芝[3.7.1.0]、
芝2400mは[2.0.0.0]。芝のステイヤーなのだろう。
一方、1番人気バンチャンプは全く見せ場も無いままに終わってしまった。繋ぎや
脚捌きからも芝は不得手という感じ。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 モリユウコバン
性齢 牡5
毛色 鹿毛
父 スズカコバン
母 パールチョーカー
母の父 ルセリ
兄弟 半弟モリユウコモ
クロス Northern Dancer 4x4
騎手 菅原勲
厩舎 水沢・志村文雄
馬主 (有)森勇商事
生産者 門別・小林米春氏
通算成績 35戦5勝、2着9回、3着6回
主な勝ち鞍 特別:98年度ウイナーC 新盛岡芝1600
特別:99年度桂樹杯 新盛岡芝2400
重賞:99年度岩手県知事杯OROカップ 新盛岡芝2400