第31回不来方賞
第31回不来方賞[重賞] サラ4歳 ダ2000m
7月21日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り 10頭 良馬場
賞金 1着1500万円 2着450万円 3着255万円 4着199万円 5着150万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
111 マルケイゲイン 村松学 450(+8) 2.08.4 2703 2342
255 メイセイユウシャ 菅原勲 484(-14) 2.08.5 1/2 1887 842
366 ヤマサコンドル 沢田盛夫利 448(±0) 2.09.7 6 709 276
444 アンダーレインボー 阿部英俊 456(-9) 2.09.7 鼻 58 89
533 ドラゴンスピリッツ 三野宮通 479(-2) 2.10.1 2 498 379
678 ブルーリワード 佐藤雅彦 488(+14) 2.10.2 1/2 2220 1437
777 ロバリーダッシュ 小嶋久輝 499(-6) 2.10.5 1.1/2 2787 995
889 ミタカブレーヴ 千葉優 495(+5) 2.11.0 2.1/2 106 122
922 ベストクィーン 村上忍 459(+2) 2.11.3 1.1/2 218 273
10810 ハイメロディ 山本裕次郎 436(+6) 2.12.6 7 439 303
□払い戻し
単勝式 1 320円
複勝式 1 120円
5 180円
6 400円
枠番連勝複式 1−5 700円
馬番連勝複式 1−5 720円
□コメント
岩手版ダービー不来方賞が蒸し暑さが増して来た盛岡競馬場で行われた。人気は割
れて、怪物の呼び声が高いロバリーダッシュが辛うじて1番人気、東北優駿馬マルケ
イゲインが2番人気、東北優駿3着ブルーリワードが3番人気、メイセイオペラの半
弟メイセイユウシャが4番人気となった。
4コーナーポケットからのスタート。ロバリーダッシュが好ダッシュを決めてまず
先頭。内のマルケイゲイン、中メイセイユウシャも先行策。ロバリーダッシュが3馬
身の差を付けての逃げ戦法。2番手マルケイゲイン、3番手メイセイユウシャ。少し
離れてベストクィーン、ブルーリワード、アンダーレインボー、ドラゴンスピリッツ、
ヤマサコンドル、ハイメロディと続き、大きく離れた最後方からミタカブレーヴとい
った態勢。ロバリーダッシュが1コーナーまで引っ張り、かなり速いペースの流れ。
3コーナーでマルケイゲイン、メイセイユウシャが動くとロバリーダッシュは抵抗出
来ずに早々と脱落。マルケイゲインが先頭で4コーナーを回り、メイセイユウシャが
これを追う。後続とは差が開く。マルケイゲインの外からメイセイユウシャが並び掛
け、先頭に躍り出ようかという勢い。しかし、マルケイゲインが二枚腰を使って内か
ら差し返し、1/2馬身差を付けてゴールに飛び込む。
マルケイゲインが東北優駿に続き重賞連覇。追ってからの伸びが素晴らしく、勝ち
時計も過去最高。ダイヤモンドC当時は幾分物足りなく映った馬体も驚くほど成長。
全国交流になってからの岩手勢悲願のダービーグランプリ制覇に向け、大きな期待を
抱かせる。
2着メイセイユウシャはサマーCでは太め残りで伸びを欠いたが、得意の盛岡コー
スに加え、馬体も絞れ、先行策からゴール前も良く伸びた。今年はC1級スタートか
ら一気に4歳頂点に近づいた。今後も目が離せない。一方、1番人気に推されたロバ
リーダッシュは異例の前々日輸送の影響か、いつものうるささは姿を消し、ネコのよ
うにおとなしくなっていた。体調面の問題や成長度の物足りなさもあるのだろうが、
それ以上に距離に壁がありそうなレース内容で、今後に不安を抱かせる。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 マルケイゲイン
性齢 牡4
毛色 鹿毛
父 ダミスター
母 サザンリード
母の父 マルゼンスキー
クロス 無し
騎手 村松学
厩舎 水沢・菅原右吉
馬主 熊谷みき子氏
生産者 三石・前川隆則氏
通算成績 10戦6勝、2着2回、3着1回
主な勝ち鞍 特別:99年度ダイヤモンドC 新盛岡ダ1800
重賞:99年度東北優駿 上山・ダ1800
重賞:99年度不来方賞 新盛岡ダ2000