第1回かまくら賞
第1回かまくら賞[特別] サラC2級 ダ1600m
12月23日(木)水沢競馬場 9R 右回り 10頭 不良馬場
賞金 1着200万円 2着60万円 3着34万円 4着26万円 5着20万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
177 ウィングリッタ 沢田盛夫利 482(-7) 1.44.0 206 183
255 ジョイントエース 村松学 505(+4) 1.44.0 鼻 461 399
389 ジーエムセイコー 小林俊彦 485(-1) 1.44.9 5 345 296
411 シューワロマン 菅原勲 430(±0) 1.44.9 頭 1176 619
5810 エイユーマックス 関本浩二 497(+3) 1.45.2 1.1/2 582 494
678 トリノオー 小野寺功 465(+1) 1.45.4 1 39 94
744 センタータッチ 三野宮通 521(+6) 1.45.6 1 1101 625
866 サカモトシャルード 佐藤雅彦 492(+7) 1.45.6 鼻 178 210
933 ウエストサンロード 村上忍 472(+2) 1.45.7 首 191 285
1022 サイクロンアイ 西康志 467(-2) 1.45.9 1 320 111
□払い戻し
単勝式 4 1650円
複勝式 4 410円
10 230円
8 280円
枠番連勝複式 4−8 5320円
馬番連勝複式 4−10 8020円
□コメント
干潟の如く水面の反射がまぶしい水沢競馬のメインは新設のC2級特別かまくら賞。
朝方の雪は消えたが、じっとしていると手がかじかんでくる。1番人気は前走佐々木
忍騎乗で1着失格シューワロマン、名手菅原勲に替わって名誉挽回といきたいところ。
センタータッチが2番人気、エイユーマックスが3番人気となった。
4コーナーポケットからのスタート。まずまずのスタートから各馬先手の探り合い、
内からセンタータッチが先頭に立つが、外からウィングリッタ、ジョイントエースが
外へ並びかけ、3頭横並びの格好で1コーナーへ、注目シューワロマンは中団よりや
や後ろ8番手。2コーナーでウィングリッターがセンタータッチを交わそうかという
手応えで、センタータッチの手が早くも動きだす。この2頭が併走状態で馬群を引っ
張り、ややペースが上がって詰まっていた場群がばらけてくる。後方3番手まで順位
を下げたシューワロマンも向う正面に入って外々差を詰めにかかる。3コーナーを回
って頑張ったセンタータッチは後退。先頭に立ったウィングリッタにすかさずジョイ
ントエースが並びかけていく。シューワロマンはその4馬身後ろ3番手まで押し上げ、
ジーエムセイコーもその外へ被せていく。ところが直線はウィングリッタとジョイン
トエースの一騎討ち。後続は差を詰めるどころか、ジリジリ離されていく。直線入り
口、半馬身ほどリードしていた差をジョイントエースがジリジリ詰めて、ゴール前併
走に持ち込んだが、ウィングリッタがはっきりわかる鼻差で凌ぎきった。混戦の3着
争いは、伸びを欠いたシューワロマンを大外へ持ち出したジーエムセイコーが交わし
た。
ウィングリッタが第1回のかまくら賞を制覇、今期3勝目、特別戦は初勝利。軽い
馬場と展開が向いた勝利と思うが、各馬追っ付け気味の道中、1頭だけ引っ張ったま
まの手応えの良さが目についた。2着ジョイントエースも好タイムの追いきりを消化
し、万全の態勢だったが、少し勝負弱さが付きまとう。対してシューワロマンは、外
々回っての4着で実力の一片は覗かせたが、前が止まる展開でないと厳しい様子。
by フェアゲイル
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ウィングリッタ
性齢 牡5
毛色 黒鹿毛
父 アロングオール
母 ナイスラバー
母の父 ミスターシービー
クロス Brantome 5×5, Princequillo 4*5(父系)
騎手 沢田盛夫利
厩舎 水沢・小野寺敏
馬主 竹洞博氏
生産者 門別・中川牧場
通算成績 21戦3勝、2着2回、3着2回
主な勝ち鞍 特別:99年度かまくら賞 水沢・ダ1600