第4回クラスターC
第4回クラスターC[G3] サラ・オープン ダ1200m
8月17日(火) 盛岡競馬場 9R 左回り 12頭 良馬場
賞金 1着3000万円 2着1050万円 3着510万円 4着390万円 5着300万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
111招アブクマレディー 大塚栄三郎 496(+6) 1.11.8 2220 2091
244招ゲイリーアリエス 後藤浩輝 511(-1) 1.12.5 4 3726 1765
3811 バンチャンプ 佐藤雅彦 486(-4) 1.12.7 1 8887 13379
467 フジノカズサオー 畠山信一 526(-9) 1.12.7 首 458 790
5710招トシヴォイス 松本達也 475(+3) 1.13.3 3 498 839
655招グランプリクン 中舘英二 491(+3) 1.13.6 1.1/2 578 425
733 ミヤシロブルボン 千葉優 473(-1) 1.13.8 1 478 220
8812 ハセノデジュール 菅原勲 451(+1) 1.13.9 首 5873 5551
922 ユーコーマイケル 村上忍 445(-8) 1.14.2 1.1/2 3229 5159
1056招クールネージュ 松永幹夫 457(-5) 1.14.2 鼻 8923 9728
1168 サカモトデュラブ 関本浩司 448(-1) 1.14.4 1 495 262
1279 ナカハマキング 千葉淳志 502(-10) 1.14.6 1 441 484
□払い戻し
単勝式 1 1200円
複勝式 1 350円
4 410円
11 120円
枠番連勝複式 1−4 5950円
馬番連勝複式 1−4 4800円
□コメント
酷暑に見舞われた盛岡競馬場。中央5頭VS岩手7頭による電撃の6ハロン戦。人
気は割れて、中央4歳牝馬クールネージュが1番人気、マーキュリーC2着バンチャ
ンプが2番人気、姫神賞馬ハセノデジュールが3番人気となった。
2コーナー付近から各馬綺麗なスタート。激しい激しい先行争いはまずサカモトデ
ュラブが先頭に立つが、すぐにアブクマレディー、クールネージュ、グランプリクン
がこれを交わして、さらにゲイリーアリエスも4番手。サカモトデュラブはたまらず
に後退。さらにミヤシロブルボンにまで抜かれていく。フジノカズサオー、ハセノデ
ジュールが7番手。バンチャンプはその直後。少し離れてトシヴォイスとユーコーマ
イケルが後方からという態勢。1ハロン行ったところからアブクマレディーが単騎先
頭で、激しいペースは少しづつ落ち着いていく。アブクマレディー、クールネージュ、
ゲイリーアリエスの順に3コーナーを回っていく。これをハセノデジュール、フジノ
カズサオーが追い、バンチャンプもようやくこの辺りから上がってくる。4コーナー
手前でクールネージュが脱落してゲイリーアリエスが2番手進出。アブクマレディー
が2〜3馬身の差を付け4コーナーを回る。ゲイリーアリエスが懸命に追うがアブク
マレディーとの差は開く一方。その差が4馬身になったところがゴール。2着争いは
ゲイリーアリエスを追って内からフジノカズサオー、外からバンチャンプが追うが共
に脅かすには至らず。
アブクマレディーの勝利でJRA勢の4連勝となった。スピード指数的には抜けて
いただけに久々の短距離がどうかと思われたが、あっさり先手を取っての逃げ切りは
想像以上のスピード。深い砂も合うようだ。逆にクールネージュは深い砂に対応出来
なかったように思う。
初制覇が期待された岩手勢。有力と思われたバンチャンプ、ハセノデジュールは発
汗が激しく酷暑の影響もあったと思われるが、スピード競馬に対応出来なかった。昨
年2着ユーコーマイケルも昨年ほどの出来にはほど遠い感じだった。逆にフジノカズ
サオーは状態の良さもあって4着に健闘。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 アブクマレディー
性齢 牝7
毛色 鹿毛
父 ホスピタリテイ
母 アキノレディー
母の父 スティンティノ
騎手 大塚栄三郎
厩舎 美浦・中野栄治
馬主 浜野順之助氏
生産者 静内・山岸昭一
通算成績 49戦10勝、2着5回、3着6回
主な勝ち鞍 G3:99年度クラスターC 新盛岡ダ1200