第25回オータムカップ
第25回オータムカップ[重賞] サラ4歳 ダ2000m
10月10日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り 12頭 良馬場
賞金 1着1000万円 2着350万円 3着200万円 4着150万円 5着100万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
111 ウツミトップガン 小林俊彦 474(+3) 2.10.6 1193 1070
256 マルケイゲイン 村松学 456(+6) 2.10.8 1 5378 1886
367 アンダーレインボー 阿部英俊 457(-4) 2.11.0 1 238 229
479 ヤマサコンドル 三野宮通 460(+5) 2.11.4 2 1188 838
555招ハイテンションパル 長谷川太行 476(-4) 2.11.6 1 1028 560
6812 リザルト 佐藤雅彦 459(+7) 2.12.1 2.1/2 557 593
744 マルショウリョウマ 村上忍 431(+3) 2.12.1 鼻 27 169
868招ホットマイハート 山田延由 439(-6) 2.12.2 首 100 213
9811 アンダーパーク 草地保隆 486(+1) 2.12.4 1 34 37
1022 ラフレシアダンサー 菅原雅文 489(±0) 2.12.6 1 117 156
1133 ハイメロディ 山本裕次郎 432(+7) 2.12.6 頭 160 167
12710 グランコロナ 沢田盛夫利 463(-4) 2.14.0 7 57 44
□払い戻し
単勝式 1 630円
複勝式 1 140円
6 120円
7 380円
枠番連勝複式 1−5 400円
馬番連勝複式 1−6 460円
□コメント
ダービーグランプリトライアルのオータムカップが好天の盛岡競馬場で行われた。
菅原勲騎手は前日の落馬の影響で欠場した為、ヤマサコンドルは三野宮通騎手に乗り
替わった。東北ダービー馬マルケイゲインが断然の1番人気、南部駒賞馬ウツミトッ
プガンが2番人気、東北優駿2着ヤマサコンドルが3番人気となった。
4コーナーポケットからのスタート。マルケイゲインが好スタート。すぐにアンダ
ーパークが先頭を奪い逃げ態勢。マルケイゲインは2番手、外からリザルトが引っ掛
かってこれを交わして、さらに先頭のアンダーパークに並び掛ける。4番手は少し差
が開いてウツミトップガンとラフレシアダンサー。さらにマルショウリョウマ、アン
ダレインボー、ハイテンションパル、グランコロナ、ホットマイハート、ヤマサコン
ドルらが固まる。ポツンと離れた最後方からハイメロディといった態勢。縦に長い隊
列は3コーナー手前でじわりじわりと縮まっていく。リザルトが4コーナー手前で脱
落。逃げ粘るアンダーパークが4コーナーまで頑張るが、外にマルケイゲインとウツ
ミトップガンが併せていく。直線に入るとアンダーパークがまず脱落。マルケイゲイ
ンとウツミトップガンの競り合い。内から僅かにアンダーレインボーが詰め寄るが脅
かすには至らない。2頭の競り合いは外ウツミトップガンの末脚が優る。小林俊彦騎
手には珍しいガッツポーズが出る。
ウツミトップガンは3歳時に南部駒賞を制して岩手3歳チャンピオンに。4歳にな
っての始動は大幅に遅れて8月14日。2連勝後の楓賞は疲れの影響か。今回はきっ
ちり仕上がって、初の2000mもものともせずダービーグランプリの出走権を得た。
勝ち時計の2分10秒6は正直物足りないが、今年の馬場は時計が掛かり気味でそれ
ほどは気にしなくても良さそう。
一方、2着に敗れたマルケイゲインはちょっと疑問符の付く仕上がりで、まだ少し
太い感じ。不来方賞の後、放牧に出されて帰厩からこの日までの日程が少し短かった
ように思う。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ウツミトップガン
性齢 牡4
毛色 鹿毛
父 ウイニングチケット
母 リワードアンジェラ
母の父 ノノアルコ
騎手 小林俊彦
厩舎 水沢・小林義明
馬主 内海政行氏
生産者 門別・庫富士山牧場
通算成績 12戦7勝、2着3回、3着1回
主な勝ち鞍 特別:98年度野菊賞 水沢・ダ1600
重賞:98年度南部駒賞 新盛岡ダ1600
重賞:99年度オータムカップ 新盛岡ダ2000