第21回東北優駿
第21回東北優駿(東北ダービー)[重賞] サラ4歳 ダ1900m
6月28日(日) 水沢競馬場 10R 右回り 10頭 稍重馬場
賞金 1着900万円 2着315万円 3着180万円 4着135万円 5着90万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
177 キタノタイトル 菅原勲 475(+3) 2.06.0 1933 1044
278 エビスヤマト 向山牧 390(±0) 2.06.2 1 878 860
366 キャニオンビューチ 畠山信一 432(+5) 2.06.2 頭 528 358
444 サーストンバッガー 佐藤雅彦 472(-14) 2.06.3 首 301 242
5810 シュンダービー 小嶋久輝 458(-4) 2.06.3 鼻 349 445
689 マルハチラグビー 小国博行 475(-2) 2.07.1 4 2458 2132
755 エアフライト 山田信大 518(-8) 2.07.4 1.1/2 1452 1426
833 モリユウコバン 山崎進 449(-2) 2.08.7 7 231 357
911 トウホーパラダイス 板垣吉則 428(±0) 2.10.5 9 151 112
1022 パルナシャンボーイ 小林俊彦 522(-9) 2.14.2 大差 921 659
□払い戻し
単勝式 7 360円
複勝式 7 210円
8 230円
6 450円
枠番連勝複式 7−7 1960円
馬番連勝複式 7−8 1980円
□コメント
強風の水沢競馬場。徐々に夏の兆しが出てきて少し蒸し熱く感じる。東北ブロック
の4歳最強戦に名乗りを上げた10頭で激しいバトルが繰り広げられた。東北サラブ
レッド3歳チャンピオン2着マルハチラグビーが1番人気、ダイヤモンドCを制した
上がり馬キタノタイトルが2番人気、新潟皐月賞馬エアフライトが3番人気となった。
向正面中間地点からのスタート。大方の予想通りパルナシャンボーイが飛び出しま
ずリード。これにシュンダービーが絡んで2頭の先行争い。正面スタンド前ではペー
スも落ち着き、パルナシャンボーイ、シュンダービー、サーストンバッガーと続き、
4番手の内トウホーパラダイス、外エアフライト。間に挟まるようにモリユウコバン。
キタノタイトルはその直後7番手。その後方にエビスヤマト、最後方からキャニオン
ビューチとマルハチラグビーといった態勢。パルナシャンボーイ、シュンダービーの
隊列は3コーナーで崩れ、デビューから5連勝中のパルナシャンボーイが脱落してい
く。シュンダービーが先頭に立ち、サーストンバッガー、さらにキタノタイトルもい
つの間にか3番手。直線に入るとキタノタイトルが抜け出す。サーストンバッガー、
シュンダービーが粘り、後方からキャニオンビューチとエビスヤマトが追い込んでく
る。しかし、完全に抜け出したキタノタイトルが1馬身の差を付けゴール。激しい2
着争いはサーストンバッガー、シュンダービー、エビスヤマト、キャニオンビューチ
が横一線に並んでゴール。僅かに新潟代表エビスヤマトが先着した。
勝ったキタノタイトルは3歳時はビギナーズCがミヤシロブルボンの5着、白菊賞
はロイヤルスターの8着、最終戦のサラ4歳A級戦はスコットサイトウ最後の勝利な
るかと思われたところイエローハッピーの急襲に泣き、惜しいところで未勝利だった。
4歳初戦のB級戦はオールタイムの2着でデビュー以来ここまで14連敗。続く4歳
A級戦でトウホクストムオー以下を千切って初勝利を上げると、ダイヤモンドC、東
北優駿と一気に3連勝。東北ブロック4歳チャンピオンに輝いた。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 キタノタイトル
性齢 牡4
毛色 鹿毛
父 パークリージェント
母 クシビキガバナ
母の父 ロイヤルスキー
クロス Victoriana 4*4父系
騎手 菅原勲
厩舎 水沢・伊藤和
馬主 相場稔氏
生産者 三石・大崎牧場
通算成績 17戦3勝、2着5回、3着1回
主な勝ち鞍 特別:98年度ダイヤモンドC 新盛岡ダ1800
重賞:98年度東北優駿 水沢・ダ1900
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