第24回紫桐杯


第24回紫桐杯[重賞] アラ・オープン ダ2000m
12月31日(木)  水沢競馬場   9R 右回り  10頭 不良馬場
賞金  1着800万円  2着240万円  3着136万円  4着104万円  5着80万円

□結果

着枠馬 馬名        騎手    馬体重   タイム  着差   単勝票  複勝票
122 ライジングトウザイ 菅原勲   486(+1)  2.10.7         10573    2562
2810 メグミダイオー   西康志   495(-4)  2.11.2  2.1/2   1272     636
333 タービュレンス   佐藤雅彦  499(+1)  2.11.2  頭      4634    1250
411 イムラッドシンゲキ 小林俊彦  471(-2)  2.11.8  3       3298    1459
566 ホーエイショウハイ 村上忍   501(-8)  2.13.8  大差     588     408
644 カナンリンボー   草地保隆  456(+6)  2.14.1  1.1/2    244     106
789 エルデンズイウン  千葉優   469(-3)  2.14.3  1         93     110
855 カツラスイセー   三野宮通  496(±0) 2.15.2  5        106     157
977 スピードマイヤー  小嶋久輝  473(±0) 2.17.1  大差      81     175
1078 ロックグロリー   山本裕次郎 470(±0) 2.18.0  5         95     313

□払い戻し

 単勝式      2   150円
 複勝式      2   100円
         10   180円
          3   130円
 枠番連勝複式 2−8   590円
 馬番連勝複式 2−10  680円

□コメント

 氷点下4度まで下がった水沢競馬場。午前中は晴れ間も覗いていたが、メインの頃
は雪が降り出す。東北アラブダービー、日高賞を勝ち年度代表馬争いのトップに立つ
ライジングトウザイが1番人気、昨年度代表馬タービュレンスが2番人気、日高賞2
着イムラッドシンゲキが3番人気となった。

 向正面入口からのスタート。ライジングトウザイ、カツラスイセー、ホーエイショ
ウハイあたりがやや出遅れ気味のスタート。好スタートのロックグロリーがまず飛び
出し先頭。タービュレンス、メグミダイオーが続き、内からライジングトウザイもこ
れに絡んで行く。さらに3コーナーから4コーナーにかけて掛かり気味にカナンリン
ボーが上がっていく。正面スタンド前、ロックグロリーが先頭、2馬身離れてタービ
ュレンスが2番手。外目を通ってカナンリンボーが3番手。直後にメグミダイオー。
さらに5番手の内ライジングトウザイ、外イムラッドシンゲキ。ホーエイショウハイ
は7番手。直後の内スピードマイヤー、外エルデンズイウン。最後方からカツラスイ
セーといった態勢。向正面に入るとタービュレンスが掛かり気味に先頭のロックグロ
リーに並ぶ。カナンリンボー、メグミダイオー、ライジングトウザイ、イムラッドシ
ンゲキと続く。3コーナーを内タービュレンス、外メグミダイオーと続き、イムラッ
ドシンゲキ、ライジングトウザイが追う。4コーナーを回った所で内からタービュレ
ンス、メグミダイオー、イムラッドシンゲキ、ライジングトウザイの有力4頭が並ぶ。
直線半ばでまずイムラッドシンゲキが脱落すると、大外ライジングトウザイが完全に
抜け出し先頭でゴール。激しい2着争いは僅かにメグミダイオー。

 ライジングトウザイが東北アラブダービー、日高賞に続く重賞3勝目。賞金ランキ
ングトップに立ち、年度代表馬の座を確実にした。引退したグランドカイザーに代わ
り、来年はこの馬を中心とした明け5歳勢の時代になりそうだ。

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    ライジングトウザイ
 性齢    牡4
 毛色    鹿毛
 父     キタノトウザイ
 母     マルゼンタカラ2
 母の父   マルゼンスキー
 兄弟    半兄マルゼンショウハイ
 騎手    菅原勲
 厩舎    盛岡・城地藤男
 馬主    伊藤昭次氏
 生産者   浦河・木村牧場
 通算成績  18戦9勝、2着5回、3着2回
 主な勝ち鞍 特別:98年度岩鷲賞        水沢・ダ1600
       重賞:98年度東北アラブダービー  新潟・ダ1700
       重賞:98年度日高賞        水沢・ダ2000
       重賞:98年度紫桐杯        水沢・ダ2000