第20回せきれい賞
第20回せきれい賞[特別] サラ・オープン 芝1600m
8月16日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り 10頭 重馬場
賞金 1着500万円 2着150万円 3着85万円 4着65万円 5着50万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
155 トウホクシャダイ 阿部英俊 475(+1) 1.40.6 642 458
289 メイショウユウシ 草地保隆 460(+4) 1.40.7 1/2 2824 859
311 ストロングファイブ 関本浩司 491(±0) 1.40.8 1/2 161 64
444 ナイスマーク 小林俊彦 470(-2) 1.40.8 頭 491 141
533 トップトパーズ 菅原勲 487(-2) 1.41.1 1.1/2 966 374
622 リアルマスターズ 村松学 491(±0) 1.41.3 1 133 114
766 ウメノラビアン 千葉淳志 448(-3) 1.41.4 3/4 331 183
877 シンコウマーシャル 佐藤雅彦 467(-12) 1.41.8 2 448 295
978 インターマイウェイ 小嶋久輝 466(+4) 1.41.8 鼻 299 176
10810 ホッカイバリー 菅原雅文 481(-9) 1.42.0 1 191 67
□払い戻し
単勝式 5 750円
複勝式 5 150円
9 120円
1 600円
枠番連勝複式 5−8 600円
馬番連勝複式 5−9 560円
□コメント
今年からサラブレッド・オープン馬による特別レースとなったせきれい賞。前夜か
らの激しい雨も午前中でほぼ上がり重馬場のコンディション。中央オープン特別3勝
馬メイショウユウシが芝適性を買われて断然の1番人気、シーザースパレスの半兄ト
ップトパーズが2番人気、MIT杯馬トウホクシャダイが3番人気となった。
正面芝スタンド前からのスタート。菅原勲トップトパーズが先手を取る。例によっ
て桜田浩三軍団のウメノラビアン、シンコウマーシャルが食いつき2番手、3番手。
これに小林俊彦ナイスマークも加わり4頭の先行争い。トップトパーズ先頭で1コー
ナーへ。メイショウユウシは余裕を見せつけたいのか後方2番手を進む。2コーナー
の通過はトップトパーズが先頭。ウメノラビアン、ナイスマーク、シンコウマーシャ
ル、さらにトウホクシャダイ、ストロングファイブ、インターマイウェイらが固まり、
後方にリアルマスターズ、メイショウユウシ、ホッカイバリーといった態勢(メモ出
来なかったので通過順位自信無し)。向正面に入るとメイショウユウシがスパート。
これと一緒にトウホクシャダイも動く。3コーナーで先頭のトップトパーズにウメノ
ラビアンが並び掛け、これをトウホクシャダイ、ナイスマーク、メイショウユウシが
追う。トップトパーズがウメノラビアンを振り切り先頭で4コーナーを回る。ナイス
マーク、メイショウユウシが続く。直線に入るとトウホクシャダイが馬群を割って一
気に抜け出す。メイショウユウシ、ナイスマークも伸びる。さらにケープポイントの
弟ストロングファイブが急襲。4頭が固まりでゴールに入るが、トウホクシャダイが
完全に抜け出した。1番人気メイショウユウシは2着に終わる。
トウホクシャダイは今期2勝目。特別は3歳時に芝のMIT杯、4歳時はオータム
C、そして5歳の今年はせきれい賞制覇と毎年特別戦で勝ち星を上げている。芝コー
スに限れば5戦2勝、2着1回。芝に適性があるのだろう。主戦の草地保隆騎手がメ
イショウユウシに騎乗した為、阿部英俊騎手はテン乗りだった。
2着メイショウユウシは本来もっと前で競馬が出来る筈。後方一気の勝ち方にこだ
わる草地保隆騎手の悪いところ。これを直せばもっと勝ち鞍にも結びつくのだろうが。
3着ストロングファイブの末脚も目立った。これまでA級では惨敗続き。これほど
芝で変わり身を見せるとは関本騎手も思わなかったのだろう。惜しい競馬だった。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 トウホクシャダイ
性齢 牡5
毛色 鹿毛
父 アンバーシャダイ
母 オロマップグレース
母の父 トウショウボーイ
クロス Hyperion 5x5, Lady Angela 4*5父系, Nasrullar 5*5母系
Bull Lea 5*5父系
騎手 阿部英俊
厩舎 水沢・佐々木由則
馬主 (有)東北物産
生産者 浦河・吉田実氏
通算成績 36戦7勝、2着7回、3着6回
主な勝ち鞍 特別:96年度MIT杯 新盛岡芝1600
特別:97年度オータムC 水沢・ダ1900
特別:98年度せきれい賞 新盛岡芝1600
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