第30回駒形賞


第30回駒形賞[特別] サラB級 ダ1900m
 1月15日(金)  水沢競馬場   9R 右回り  10頭 不良
賞金  1着300万円  2着90万円  3着51万円  4着39万円  5着30万円

□結果

着枠馬 馬名        騎手    馬体重   タイム  着差   単勝票  複勝票
144 トーヨージェイド  菅原勲   482(-7)  2.04.6           817     517
277 グリーンヒルホープ 小嶋久輝  488(+3)  2.04.7  首       947    1790
3810 セイウンスター   佐藤雅彦  466(-4)  2.04.9  1        361     281
466 ナイスエース    畠山信一  510(±0) 2.06.0  6        613     755
511 ファインナップ   村上忍   460(-2)  2.06.2  1        156     198
678 ブラッククロス   小林俊彦  468(-10) 2.06.5  1.1/2     76     214
755 カツヤマリュウホー 関本浩司  451(±0) 2.06.9  2       1287     774
889 アドマイヤサンダー 千田知幸  478(±0) 2.06.9  首       101     105
922 アサクサジパング  村松学   448(+4)  2.07.4  2.1/2    269     382
1033 ロングファルコン  渡辺正彦  465(+5)  2.07.5  3/4       21      27

□払い戻し

 単勝式      4   420円
 複勝式      4   200円
          7   110円
         10   290円
 枠番連勝複式 4−7   790円
 馬番連勝複式 4−7   760円

□コメント

 不来方賞、日高賞、岩鷲賞と並ぶ伝統の一戦・駒形賞。降り続いていた雪も止み、
気温もようやく上がるようになってところどころ水の浮く馬場コンディション。岩手
に復帰後2連勝中のカツヤマリュウホーが1番人気、六華賞馬グリーンヒルホープが
2番人気、菅原勲トーヨージェイドが3番人気となった。

 向正面中間地点からのスタート。ポンと好スタートを切ったカツヤマリュウホーが
大方の予想通り逃げる。セイウンスターもスタート良く2番手キープ。菅原勲トーヨ
ージェイドが3番手。好スタートを切ったグリーンヒルホープは徐々に下げていく。
最初のスタンド前、カツヤマリュウホーが後続を少し離して逃げる。2番手セイウン
スター、3番手トーヨージェイド。4番手の内アサクサジパング、外ナイスエース。
少し離れてロングファルコン。その後ろブラッククロスは掛かり気味に上がっていく。
後方3番手にファインナップ、直後にグリーンヒルホープ。最後方からアドマイヤサ
ンダーといった態勢。カツヤマリュウホーのリードが2コーナーで少し縮むが依然と
してリード。セイウンスター、トーヨージェイドと態勢変わらず。直後にブラックク
ロスが迫る。向正面中間からグリーンヒルホープがグングン上がっていくが、いつも
より少し仕掛けが遅い。3コーナーでセイウンスターがカツヤマリュウホーに馬体を
併せていく。トーヨージェイド、更にグリーンヒルホープが迫る。4コーナーでセイ
ウンスターが先頭に立つが、その外にトーヨージェイドが並び、さらに外からグリー
ンヒルホープが追う。直線は3頭の争いに絞られ、直線半ばでセイウンスターが脱落。
トーヨージェイドが抜け出し、追い込むグリーンヒルホープが首差まで迫ったところ
がゴール。

 トーヨージェイドは岩手未出走で中央に移籍という変わった経歴の持ち主。中央新
馬2戦目で勝ち上がり、500万下も連勝。その後、勝ち星から見放され昨夏岩手に
出戻り、当初は通用しなかったが3走前の菅原勲騎手に乗り替わったあたりから調子
を上げ、ここ4戦で3勝を上げる活躍振り。

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    トーヨージェイド
 性齢    牡6
 毛色    栗毛
 父     ジェイドロバリー
 母     トーヨーリフレイン
 母の父   マラケート
 クロス   Native Dancer 4x4, Count Fleet 5x5
 騎手    菅原勲
 厩舎    盛岡・小西重征
 馬主    藤田利勝氏
 生産者   門別・トーヨークラブ北海道支店
 通算成績  14戦5勝、2着1回
 主な勝ち鞍 特別:98年度駒形賞  水沢・ダ1900
重賞特別日程に戻る