第20回金蹄賞
第20回金蹄賞[重賞] アラ・オープン ダ2000m
5月 5日(火) 水沢競馬場 10R 右回り 10頭 稍重馬場
賞金 1着800万円 2着240万円 3着136万円 4着104万円 5着80万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
1810 グランドカイザー 小林俊彦 455(±0) 2.11.0 1620 964
255 タービュレンス 佐藤雅彦 490(-8) 2.11.4 2 4224 3760
322 エルデンライデン 菅原勲 464(±0) 2.11.4 頭 2273 1059
478 ミスハクギン 三野宮通 469(+5) 2.11.6 1 376 346
511 カサイオーカン 渡辺正彦 498(±0) 2.12.4 4 928 565
689 トウホクシルバー 草地保隆 463(+3) 2.12.8 2 156 224
766 カツラスイセー 菅原雅文 483(-2) 2.13.6 4 130 178
844 ムーンリットガール 千葉淳志 493(+1) 2.14.2 3 75 191
977 イチコウワールド 千田知幸 480(±0) 2.15.6 7 1509 585
1033 ランドアポロ 関本浩司 526(-4) 2.17.1 8 368 415
□払い戻し
単勝式 10 540円
複勝式 10 140円
5 100円
2 140円
枠番連勝複式 5−8 540円
馬番連勝複式 5−10 560円
□コメント
仮面ライダーJ・RXショーで盛り上がる水沢競馬場。好天に恵まれ午前中の不良
馬場は稍重まで回復。昨年度代表馬タービュレンスが1番人気、セイユウ賞馬エルデ
ンライデンが2番人気、アラブ大賞典馬グランドカイザーが3番人気となった。
2コーナー出口からのスタート。綺麗に揃ったスタートもグランドカイザーはゆっ
くりと早くも最後方に構え、イチコウワールドはダッシュが付かず後方2番手。好ス
タートのカサイオーカンがまず飛び出すが、すぐにランドアポロが先頭を奪う。ター
ビュレンスもカサイオーカンを交わして2番手。4番手に早々とエルデンライデンと
いう態勢。最初のスタンド前ではランドアポロ、タービュレンスが先頭を並走、これ
に掛かり気味のイチコウワールドが加わり3頭がゆったりと先頭を並走。少し離れて
4番手エルデンライデン、直後の内カサイオーカン、外ムーンリットガール。以下は
ポツンポツンと離れてミスハクギン、トウホクシルバー、グランドカイザー、カツラ
スイセーが縦長に続く態勢。2コーナー手前でイチコウワールドが早々と脱落。ラン
ドアポロ、タービュレンス、エルデンライデンの順に向正面へ。エルデンライデンの
菅原勲騎手は前残りを嫌ってか積極的に仕掛けていく。グランドカイザーも後方3番
手に上がる。3コーナー手前で先頭がタービュレンスに代わり、エルデンライデンが
2番手。ランドアポロ、ミスハクギンと続き、カサイオーカンを交わしたグランドカ
イザーが5番手に進出。タービュレンスが先頭で4コーナーを回り、エルデンライデ
ン、ミスハクギン、グランドカイザーが並んでこれを追う。直線は一歩抜けたタービ
ュレンスを追っての争い。タービュレンス、エルデンライデン、ミスハクギン、グラ
ンドカイザーの争いは大外グランドカイザーが突き抜け2馬身の差を付ける快勝。
グランドカイザーはアラブ大賞典以来重賞2度目の制覇。水沢では末脚届かずの場
面が多かったが、今日はこの馬向きの展開も見方した。エルデンライデンは積極的に
タービュレンスを追い回したが、結果的に逆転出来ず。それだけタービュレンスが強
くなっている証拠だろう。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 グランドカイザー
性齢 牡6
毛色 芦毛
父 トライバルセンプー
母 スウイストナオミ
母の父 ダンサーズイメージ
兄弟 全兄グランドサイト、全妹トライバルマリー
騎手 小林俊彦
厩舎 水沢・小林義明
馬主 梅嵜瑛子氏
生産者 新冠・森永正志氏
通算成績 30戦12勝、2着6回、3着5回
岩手成績 13戦 7勝,2着1回,3着2回
主な勝ち鞍 特別:95年度なでしこ特別 川崎・ダ1400
特別:97年度テレビ岩手杯 新盛岡ダ1800
重賞:97年度アラブ大賞典 新盛岡ダ2500
重賞:98年度金蹄賞 水沢・ダ2000
その他 96年度全日本アラブ大賞典2着
96年度セイユウ賞2着