第30回日高賞


第30回日高賞[重賞] アラ4歳 ダ2000m
11月29日(日)  水沢競馬場  10R 右回り  10頭 重馬場
賞金  1着800万円  2着240万円  3着136万円  4着104万円  5着80万円

□結果

着枠馬 馬名        騎手    馬体重   タイム  着差   単勝票  複勝票
122 ライジングトウザイ 菅原勲   485(-4)  2.10.8          4569    3265
233 イムラッドシンゲキ 佐藤雅彦  470(+7)  2.11.2  2        466     757
3810 メグミダイオー   小林俊彦  497(+7)  2.11.7  2.1/2   2573    2637
478 マルイシヒーロー  沢田盛夫利 450(+2)  2.13.3  8        369     438
589 スマノハピネス   関本浩司  456(+3)  2.13.8  2.1/2    128     248
677 アズマハヤカゼ   畠山信一  467(+6)  2.14.5  4         52      68
766 カナンリンボー   草地保隆  456(±0) 2.14.7  1        600     380
811 ラストボーイ    三野宮通  430(+8)  2.15.0  1.1/2     97     221
955 カサイマリリン   菅原雅文  440(-2)  2.15.7  4         34      82
1044 ミヤシロスマノオー 阿部英俊  462(+1)  2.16.2  2.1/2     19      76

□払い戻し

 単勝式      2   150円
 複勝式      2   100円
          3   130円
         10   100円
 枠番連勝複式 2−3   530円
 馬番連勝複式 2−3   500円

□コメント

 アラブ4歳重賞最終戦、伝統の日高賞が好天の水沢競馬場で行われた。東北アラブ
ダービー馬ライジングトウザイが1番人気、北日本アラブ優駿馬メグミダイオーが2
番人気、B級荒尾騎手招待の勝ち馬カナンリンボーが3番人気となった。

 2コーナー過ぎから各馬綺麗なスタート。メグミダイオーがまず先頭に立つがこれ
をカナンリンボーが交わして先頭。今日は折り合いが付かないと観念したか行ってし
まう。1周目のスタンド前、カナンリンボーが後続を大きく引き離して逃げる。メグ
ミダイオーは2番手追走。ライジングトウザイも差がなく3番手。スマノハピネス、
マルイシヒーローと続き、イムラッドシンゲキは先行集団の後方6番手に位置する。
以下は離れてミヤシロスマノオー、アズマハヤカゼ、カサイマリリン、ラストボーイ
といった態勢。向正面に入ると飛ばし過ぎたカナンリンボーの勢いに翳りが見られ、
メグミダイオー、ライジングトウザイが差を詰める。3コーナーをメグミダイオー、
ライジングトウザイが並んで周り、これを追うのがやはりイムラッドシンゲキ。4コ
ーナーでも2頭が並んだまま、イムラッドシンゲキとの差は詰まって来る。直線に入
るとライジングトウザイが抜け出す。メグミダイオーは伸びない。メグミダイオーを
交わしてイムラッドシンゲキが2番手に上がるが、ライジングトウザイが既にゴール
を駆け抜けていた。

 ライジングトウザイは新潟遠征の東北アラブダービーで重賞初制覇。北日本アラブ
優駿は直前の熱発に泣き3着。セイユウ賞ではきついメンバー相手に善戦しての3着。
4歳最後の日高賞を制して重賞2勝目。岩手アラブ4歳最強の座を不動のものにした。

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    ライジングトウザイ
 性齢    牡4
 毛色    鹿毛
 父     キタノトウザイ
 母     マルゼンタカラ2
 母の父   マルゼンスキー
 兄弟    半兄マルゼンショウハイ
 騎手    菅原勲
 厩舎    盛岡・城地藤男
 馬主    伊藤昭次氏
 生産者   浦河・木村牧場
 通算成績  17戦8勝、2着5回、3着2回
 主な勝ち鞍 特別:98年度岩鷲賞        水沢・ダ1600
       重賞:98年度東北アラブダービー  新潟・ダ1700
       重賞:98年度日高賞        水沢・ダ2000
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