第24回オータムカップ


第24回オータムカップ[特別] サラ4歳A級 ダ1800m
10月18日(日)  盛岡競馬場  10R 左回り  11頭 不良馬場
賞金  1着550万円  2着165万円  3着93.5万円  4着71.5万円  5着55万円

□結果

着枠馬  馬名                騎手       馬体重   タイム  着差   単勝票  複勝票
144 カリナン      村松学   458(-2)  1.54.6            868     454
266 ランニングメイト  菅原勲   507(+5)  1.54.9  1.1/2    2635     910
3810 パラダイス     小林俊彦  468(+8)  1.55.0  3/4      1031     588
4811 マルケイソニック  山本裕次郎 458(+2)  1.55.1  首        609     502
578 ミタカサンダー   三野宮通  470(+1)  1.55.4  1.1/2     205     197
633 モリユウコバン   山崎進   455(±0) 1.55.6  1         146     140
722 パークファイター  小嶋久輝  444(-1)  1.55.7  1/2       175     225
855 エルデンベクトル  阿部英俊  531(+1)  1.55.7  鼻        144     127
967 ブラウマン     畠山信一  462(-7)  1.57.3  8         158      86
1079 エイミングスター  千田知幸  412(+5)  1.57.5  1         125     116
1111 フミノリーダー   渡辺正彦  485(±0) 1.57.6  1/2       139      74

□払い戻し

 単勝式      4   540円
 複勝式      4   160円
          6   120円
         10   140円
 枠番連勝複式 4−6   440円
 馬番連勝複式 4−6   450円

□コメント

 台風の影響で強風を伴う雨の盛岡競馬場。それでも午後から天候は回復、メインの
頃には晴れ間も見える。ダービーグランプリの最後の切符を賭けて11頭が激突。5
連勝中の楓賞馬ランニングメイトが1番人気、ユニコーンS6着パラダイスが2番人
気、高崎の三才優駿馬カリナンが3番人気となった。

 正面芝スタンド前からのスタート。カリナンが先手を取り、フミノリーダー、エイ
ミングスターといったところが先行策。マルケイソニックが続く。5番手は4頭並ん
で内からモリユウコバン、エルデンベクトル、ランニングメイト、ブラウマン。少し
離れてパークファイター、ミタカサンダー。ポツンと離れた最後方からパラダイスと
いった態勢。カリナンのペースでレースは進む。3コーナーをカリナン、フミノリー
ダー、マルケイソニックの順に回る。ランニングメイトはなかなか上がって来ない。
パラダイスもまだ最後方。カリナンが4コーナーを先頭で回り、マルケイソニックが
これを追うが差は徐々に広がる。カリナンの勝利がほぼ当確といった辺りから、よう
やくランニングメイトとパラダイスが追い込んで来る。2着も危ない感じだったが、
よく伸びてなんとか2、3着に雪崩込む。結局、一杯になりながらもカリナンが逃げ
切った。

 カリナンは高崎時代に三才優駿を制覇。その後、南関東で4戦したが好成績は残せ
ず、この夏岩手に移籍。初戦7着に敗れたが、その後1、3、3着。今回は二度目の
特別挑戦での勝利。鞍上の村松学騎手にとってもダービーグランプリ3年連続出場の
可能性が高くなって来た。

 結果的に期待の上がり馬の出現はならなかった。ダービーグランプリは大将格キタ
ノタイトル、牝馬キャニオンビューチ。これにカリナンを加え、残る枠がどの馬にな
るかといったところ。

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    カリナン
 性齢    牡4
 毛色    鹿毛
 父     ヤエノダイヤ
 母     モガミメドウ
 母の父   サティンゴ
 クロス   Nasrullah 5*5父系, Hyperion 5x5, Singing Grass 5x5
 騎手    村松学
 厩舎    水沢・千葉四美
 馬主    池谷誠一氏
 生産者   浦河・宮崎嘉寛氏
 通算成績  16戦5勝、2着2回、3着3回
 主な勝ち鞍 重賞:97年度三才優駿   高崎・ダ1500
       特別:98年度オータムC  新盛岡ダ1800
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