第21回アラブ大賞典
第21回アラブ大賞典[重賞] アラ・オープン ダ2500m
9月20日(日) 水沢競馬場 10R 右回り 10頭 良馬場
賞金 1着800万円 2着240万円 3着136万円 4着104万円 5着80万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
133 グランドカイザー 小林俊彦 459(+7) 2.48.6 11818 2156
277 タービュレンス 佐藤雅彦 494(±0) 2.49.3 4 4092 2948
355 カサイオーカン 千田知幸 494(±0) 2.49.5 1 548 854
444 ミスハクギン 渡辺正彦 460(-3) 2.50.7 6 268 554
5810 イエローホーマー 西康志 491(-3) 2.51.3 3 102 250
611 マツノキングオー 草地保隆 465(+4) 2.52.6 7 72 298
789 カツラスイセー 小野寺功 489(±0) 2.52.9 1.1/2 22 75
866 グリーンセンプー 沢田盛夫利 443(±0) 2.54.2 7 41 202
978 カネサイヒット 村上忍 409(-1) 2.54.2 首 64 262
1022 リーガルアラジン 菅原幸弘 502(±0) 2.54.5 1.1/2 23 87
□払い戻し
単勝式 3 110円
複勝式 3 100円
7 100円
5 130円
枠番連勝複式 3−7 150円
馬番連勝複式 3−7 150円
□コメント
残暑厳しい水沢競馬場。4年振りの水沢開催で盛り上がる最長距離での大一番。今
年の東北チャンピオン・グランドカイザーが単勝支持率69.3%の圧倒的1番人気、
昨年度代表馬タービュレンスが2番人気、一昨年の全日本アラブ大賞典馬カサイオー
カンが3番人気となった。尚、カサイオーカンは三野宮通騎手が前日のレースで落馬
負傷した為、千田知幸騎手に乗り替わっている。
1300mと同じ正面スタンド前からのスタート。後方一気を得意とするマツノキ
ングオーが先手を取り、カサイオーカン、タービュレンス、ミスハクギンが続く。向
正面に入ると引っ掛かったようにタービュレンスが先頭に立ち、マツノキングオー、
カサイオーカンが2番手並走。さらにグランドカイザーも掛かった感じで4番手。タ
ービュレンスが先頭のまま一周目のスタンド前へ。少し離れた2番手に早々とグラン
ドカイザー。さらに離れて3番手の内カサイオーカン、外ミスハクギンと人気上位馬
が前を行く。以下は離れてイエローホーマー、マツノキングオー、リーガルアラジン、
グリーンセンプー、カネサイヒット、カツラスイセーと縦長の展開。ミスハクギンが
一周目のゴールを目前にして突如引っ掛かったように暴走、一気に先頭に立ったかと
思うと、2コーナーでは10馬身以上の差を付ける大逃げ態勢。タービュレンス、グ
ランドカイザー、カサイオーカンは落ち着いたペースでレースを進める。ミスハクギ
ンが引き離したまま3コーナーを回り、タービュレンス、グランドカイザー、カサイ
オーカンも徐々に差を詰める。ミスハクギン先頭で4コーナーを回るが、直線に入る
とグランドカイザーの末脚が爆発、一気に抜け出す。一杯になったミスハクギンを交
わしてタービュレンス、カサイオーカンも追い込んで来る。しかし、グランドカイザ
ーが圧倒的強さでタービュレンス以下を完封。2着争いはタービュレンスが粘り切る。
グランドカイザーが昨年に続きアラブ大賞典2連覇。今シーズンはIBC杯こそ追
い込み切れず3着に終わっているが、金蹄賞→テレビ岩手杯→東北アラブチャンピオ
ン→そしてアラブ大賞典と重特4連勝。大目標のセイユウ賞に向け秋シーズンも好調
を維持。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 グランドカイザー
性齢 牡6
毛色 芦毛
父 トライバルセンプー
母 スウイストナオミ
母の父 ダンサーズイメージ
兄弟 全兄グランドサイト、全妹トライバルマリー
騎手 小林俊彦
厩舎 水沢・小林義明
馬主 梅嵜瑛子氏
生産者 新冠・森永正志氏
通算成績 33戦15勝、2着6回、3着5回
岩手成績 15戦10勝、2着1回、3着2回
主な勝ち鞍 特別:95年度なでしこ特別 川崎・ダ1400
特別:97年度テレビ岩手杯 新盛岡ダ1800
重賞:97年度アラブ大賞典 新盛岡ダ2500
重賞:98年度金蹄賞 水沢・ダ2000
特別:98年度テレビ岩手杯 新盛岡ダ1800
重賞:98年度東北アラブチャンピオン 新潟・ダ1800
重賞:98年度アラブ大賞典 水沢・ダ2500
その他 重賞:96年度全日本アラブ大賞典2着 大井・ダ2600
重賞:96年度セイユウ賞2着 新潟・ダ1800