第23回ビクトリーカップ
第23回ビクトリーカップ[重賞] アラ4歳 ダ1800m
8月17日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り 10頭 良馬場
賞金 1着400万円 2着120万円 3着68万円 4着52万円 5着40万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
111 モリゲンセンプー 小野寺功 428(-2) 1.57.8 673 356
233 カネサイヒット 渡辺正彦 404(-5) 1.58.0 1 663 617
377 ロックグロリー 小林俊彦 458(-2) 1.58.2 1 4968 1604
489 タービュレンス 佐藤雅彦 487(+1) 1.58.3 3/4 5435 1739
566 ローゼンリーダー 阿部英俊 452(-8) 1.59.1 4 538 317
6810 ミチノクノオンナ 西康志 417(+13) 1.59.3 1 233 318
755 ミナミローレル 三野宮通 445(-10) 1.59.7 2 563 497
844 マツノキングオー 村松学 456(-2) 2.00.0 1.1/2 113 116
978 ケイエムエーカン 菅原幸弘 472(+9) 2.01.1 6 209 106
1022 イシゼンボーイ 谷地勝則 457(-3) 2.01.1 鼻 130 125
□払い戻し
単勝 1 1490円
複勝 1 300円
3 210円
7 130円
連勝複式 1−3 4490円
□コメント
大型連休の最後も好天に恵まれた盛岡競馬場。アラブ4歳No.1を決めるビクト
リーC。3歳チャンプ・タービュレンスと無敗のロックグロリーが人気を分け合い、
最終的にタービュレンスが1番人気。前走タービュレンスを破ったモリゲンセンプー
は離れた3番人気となった。
正面芝スタンド前からのスタート。ロックグロリーが好スタート。これを追うター
ビュレンスが引っ掛かってしまい、ロックグロリーも抑えきれない感じでハイペース
の先行争いとなる。少し離れた3番手にローゼンリーダーとケイエムエーカン。さら
に離れた5番手の内にモリゲンセンプー、外にイシゼンボーイ。その直後にミナミロ
ーレル。離れた最後方は3頭並んで内カネサイヒット、中マツノキングオー、外ミチ
ノクノオンナといった態勢。2コーナー付近でペースは落ち着き、ロックグロリー、
タービュレンスの順にレースは流れる。3コーナーで再びペースが上がり、後続のロ
ーゼンリーダー、モリゲンセンプー、ミナミローレルが一斉に差を詰めて来る。ロッ
クグロリーとタービュレンスが並んで4コーナーを回り、やはりこの2頭と思われた
が共に伸びが無い。外からモリゲンセンプーがこれを捕らえて先頭に立ちそのままゴ
ール。2着争いは粘るロックグロリーの外から今度はカネサイヒットが急襲して2着
に食い込む。
人気のロックグロリーとタービュレンスはハイペースでの先行争い、息の入りにく
い展開もあって3、4着。共に距離の壁かも知れない。カネサイヒットは小柄な牝馬
ながら鋭い斬れを武器に見事な追い込みを見せ2着。全姉の女帝ピアホルテがこのレ
ースで重賞初制覇したようにこの馬もまたここから花開いていくのか。
勝ったモリゲンセンプーは金杯でタービュレンスの2着。前走もタービュレンスを
破り、ここに来て急成長。今回の結果は嵌まった感じはするものの、まずは4歳の頂
点に立ったことになる。また、小野寺功騎手は2度目の重賞制覇。奇しくも平成2年
のビクトリーC(イースタントライ)以来の重賞制覇である。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 モリゲンセンプー
性齢 牡4
毛色 黒鹿毛
父 トライバルセンプー
母 マルゼンファーン
母の父 サラ・マルゼンスキー
騎手 小野寺功
厩舎 水沢・志村文雄
馬主 紺野寛治氏
通算成績 20戦5勝、2着3回、3着2回
主な勝ち鞍 重賞:97年度ビクトリーC 新盛岡ダ1800