第23回シアンモア記念
第23回シアンモア記念〔重賞〕 サラ・オープン ダ2000m
5月11日(日) 水沢競馬場 10R 右回り 10頭 良馬場
賞金 1着1500万円 2着450万円 3着255万円 4着195万円 5着150万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
1810 ミヤシロテュードオ 千田知幸 479(+3) 2.17.3 311 290
255 ロイヤルハーバー 関本浩司 528(-1) 2.17.6 1.1/2 1114 571
322 ヘイセイシルバー 三野宮通 495(-11) 2.18.1 2.1/2 1531 805
433 ユウユウサンボーイ 渡辺正彦 503(+5) 2.19.0 5 630 335
544 シャマードシンボリ 佐藤雅彦 521(+3) 2.19.3 1.1/2 378 399
611 ダイイチノボル 小林俊彦 494(+2) 2.19.3 首 2712 1289
766 ミタカパッサー 阿部英俊 452(-3) 2.19.7 2 100 219
877 マルカショウグン 畠山信一 476(-2) 2.20.0 1.1/2 284 250
989 キクノマスト 山本裕次郎 506(+5) 2.20.1 首 179 190
1078 プレザント 菅原勲 463(-6) 2.20.8 4 1278 734
□払い戻し
単勝 10 2030円
複勝 10 370円
5 230円
2 180円
連勝複式 5−8 3080円
□コメント
風が少しあるものの好天に恵まれた水沢競馬場。サラ・オープン馬による重賞第1
弾シアンモア記念。1着馬には7/21に行われる交流重賞マーキュリーC(G3)
の優先出走権が与えられる。転入初戦の赤松杯を勝ち上がったダイイチノボルが1番
人気、昨年度代表馬ヘイセイシルバーが2番人気、グランプリ桐花賞馬プレザントが
3番人気となった。
向正面2コーナー過ぎからのスタート。ミヤシロテュードオが好スタート。すぐに
プレザント、ダイイチノボルが交わしての先行争い。3コーナーでダイイチノボルを
交わして再びミヤシロテュードオが2番手。最初のスタンド前、プレザントが先頭、
2番手ミヤシロテュードオ。3番手に3頭並んで内からダイイチノボル、マルカショ
ウグン、キクノマスト。直後もヘイセイシルバー、シャマードシンボリ、ロイヤルハ
ーバー、ミタカパッサーらが固まり、しんがりからユウユウサンボーイといった態勢。
直線入口で2馬身ほどの差だったプレザントは1コーナーでは10馬身近く引き離す
大逃げ。向正面、各馬のピッチが徐々に上がり、プレザントとの差はみるみるうちに
詰まっていく。3コーナーでプレザントは一杯となりズルズル後退。代わってミヤシ
ロテュードオが先頭、これにピッタリとロイヤルハーバーがついていき、ダイイチノ
ボルが3番手。直線に入ってもミヤシロテュードオの脚色はなかなか衰えず、ロイヤ
ルハーバーに1馬身1/2差を付けゴールイン。3着には外から追い込んだヘイセイ
シルバー。
ミヤシロテュードオは昨年に続くシアンモア記念2連覇。通算重賞4勝目。マーキ
ューリーCの優先出走権を得た。今日のようなゆったりした流れになった時は本当に
強みを発揮する。
2着ロイヤルハーバーは向正面一気に上がっていたが、直線に入ってからの伸びは
今一つ。ヘイセイシルバーは良く追い込んだがこの馬向きのペースで無かった。馬体
重も減り過ぎており、この馬らしい迫力が伝わって来なかった。1番人気ダイイチノ
ボルは脚元に不安を抱えているようで、赤松杯の再現ならず。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ミヤシロテュードオ
性齢 牡9
父 マグニテュード
母 ミヤシロオーバン
母の父 アスワン
クロス Never Bend 3x4, Nearco 5*5父系, Blue Peter 5x5
騎手 千田知幸
厩舎 盛岡・桜田新一郎
馬主 宮崎四郎氏
通算成績 56戦12勝、2着12回、3着10回
主な勝ち鞍 重賞:91年度南部駒賞 水沢・ダ1600
重賞:91年度東北サラ3歳チャンピオン 水沢・ダ1600
特別:92年度スプリングカップ 水沢・ダ1600
特別:92年度やまびこ賞 旧盛岡ダ1750
特別:94年度新春杯白嶺賞 水沢・ダ1600
重賞:96年度シアンモア記念 水沢・ダ2000
特別:96年度赤松杯 新盛岡ダ1800
重賞:97年度シアンモア記念 水沢・ダ2000