第5回青藍賞
第5回青藍賞[重賞] サラ・オープン ダ2000m
10月11日(土) 盛岡競馬場 10R 左回り 9頭 良馬場
賞金 1着6000万円 2着2400万円 3着1200万円 4着900万円 5着600万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
133 エーブアゲイン 菅原勲 480(-6) 2.09.5 2362 2217
255 ミタカパッサー 西康志 451(+8) 2.09.9 2 260 294
311 サカモトリードワン 村上忍 457(-3) 2.10.1 1 465 538
444 オースミジョージ 三野宮通 487(-8) 2.10.5 2 561 530
588 ケイワントーホク 佐藤雅彦 477(-6) 2.10.5 首 706 698
622 スティーブ 千田知幸 445(+3) 2.10.8 1.1/2 144 191
789 キャロットイッセー 山本裕次郎 513(+8) 2.11.5 4 43 61
866 トウホクシャダイ 草地保隆 471(-7) 2.12.0 2.1/2 456 562
77 サトヨフレンチ 小林俊彦 454(-15) 競走中止 1082 874
□払い戻し
単勝 3 190円
複勝 3 110円
5 320円
1 210円
連勝複式 3−5 2000円
□コメント
寒さが増す盛岡競馬場。観客は通常の土曜日並みでかなり淋しい。南部杯の直後で
手薄なメンバーに加え、登録のあったヘイセイシルバー、ナイスマーク、エアリアル、
ファイアーマリオ、ウメノラビアンが回避して9頭立てと淋しい。3着以内の4歳馬
にはダービーグランプリの優先出走権が与えられるが、今回参加の4歳馬はトウホク
シャダイ唯一頭で既に優先出走権確保済み。中山記念&産経大阪杯3着馬エーブアゲ
インが1番人気、一昨年の不来方賞馬サトヨフレンチが2番人気、南関東から移籍3
戦目のケイワントーホクが3番人気となった。
4コーナーポケットからのスタート。まず先手を取ったのは4歳馬トウホクシャダ
イ。すぐにサトヨフレンチが先頭に立ち、トウホクシャダイが2番手。ケイワントー
ホク3番手。4番手は3頭並んで内エーブアゲイン、中オースミジョージ、外ミタカ
パッサー。先行6頭とは大きく離れて7番手にキャロットイッセー、直後にスティー
ブ。サカモトリードワンが少し離れた最後方を追走する展開。先行したトウホクシャ
ダイはペースがきついのか、2コーナー手前でケイワントーホクに、2コーナー過ぎ
にはミタカパッサー、オースミジョージ、エーブアゲインに交わされていく。ミタカ
パッサーとオースミジョージがじりじりと向正面を上がっていき、3コーナーでは先
頭のサトヨフレンチに並びかける。サトヨフレンチはこのあたりで失速、4コーナー
で競走を中止してしまう。4コーナーを内オースミジョージ、外ミタカパッサーが並
んで回り、これをエーブアゲインとサカモトリードワンが追う。直線に入るとオース
ミジョージが一杯となって後退。直線半ばでエーブアゲインがミタカパッサーを捕ら
えてそのまま押し切った。追い込むサカモトリードワンはミタカパッサーと同じ脚色
になり、ミタカパッサーが状態の良さを活かして2着を死守。
エーブアゲインは重賞初制覇。今期岩手に転入、初戦を勝ち上がったものの東京カ
ップけやき賞は出遅れて4着、みちのく大賞典も0.4秒差の5着と惜しいレースが
続いていた。中央時代は重賞レースでもそこそこの成績を残しており、今後の重賞路
線での活躍を期待したい。
4コーナーで競走を中止したサトヨフレンチの様子ははっきりとはわからなかった
が、その後悲報を聞かされることになる。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 エーブアゲイン
性齢 牡7
毛色 青鹿毛
父 ワイルドアゲイン
母 ミムズファンタジー
母の父 ロベルト
クロス Nearco 4*5父系, Hyperion 4*5父系, Nasrullah 5*5母系
騎手 菅原勲
厩舎 水沢・村上昌幸
馬主 池田草龍氏
通算成績 21戦8勝、2着3回、3着3回
主な勝ち鞍 特別:96年度バレンタインS 東京・芝1800
重賞:97年度青藍賞 新盛岡ダ2000