第25回みちのく大賞典
第25回みちのく大賞典[重賞] サラ・オープン ダ2000m
8月31日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り 10頭 良馬場
賞金 1着2000万円 2着600万円 3着340万円 4着250万円 5着200万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
144 シャマードシンボリ 佐藤雅彦 521(-3) 2.08.5 1148 890
277 ミヤシロテュードオ 山本裕次郎 482(+12) 2.08.8 1.1/2 730 570
378 ウエストサンボーイ 菅原勲 459(-5) 2.08.8 頭 3512 2066
489 フジノカズサオー 畠山信一 527(-4) 2.08.9 首 342 287
566 エーブアゲイン 小林俊彦 486(+2) 2.08.9 頭 3074 1693
622 ユウユウサンボーイ 草地保隆 492(-3) 2.09.0 首 1424 1008
7810 ヘイセイシルバー 三野宮通 507(+3) 2.09.2 1 1833 1360
833 ミタカパッサー 小嶋久輝 443(-5) 2.09.2 頭 637 589
911 スティーブ 関本浩司 440(-6) 2.09.5 1.1/2 258 618
1055 インターマイウェイ 千田知幸 462(+5) 2.10.2 4 732 514
□払い戻し
単勝 4 890円
複勝 4 250円
7 340円
8 150円
連勝複式 4−7 770円
□コメント
古馬最高峰の栄誉を賭けた伝統のみちのく大賞典が好天の盛岡競馬場で行われた。
登録13頭のうちプレザントは骨折でリタイア、年度代表馬最短距離にいるロイヤル
ハーバーも戦線離脱、ナイスマークも回避して10頭立て。また、東京カップけやき
賞を勝って優先出走権を得たマルタカトウコウはマイル路線を目標にしているのかこ
こには登録無し。戦国模様のみちのく大賞典を制するのはどの馬か。期待の5歳馬ウ
エストサンボーイが1番人気、岩手4戦目エーブアゲインが2番人気、昨年の覇者ヘ
イセイシルバーが3番人気となった。
4コーナーポケットからのスタート。華麗なる一族フジノカズサオーの先導でレー
スは進む。2番手インターマイウェイ、3番手エーブアゲイン。4番手の内シャマー
ドシンボリ、外ミヤシロテュードオ。ミタカパッサーがその直後。少し離れた7番手
の内ユウユウサンボーイ、外ウエストサンボーイ。後方2番手にヘイセイシルバー。
ポツンと離れた最後方からスティーブといった態勢。フジノカズサオーのペースで、
インターマイウェイ、エーブアゲイン、ミヤシロテュードオ、シャマードシンボリの
順にレースは流れる。3コーナーで2番手集団が横になり、インターマイウェイはこ
の辺りで一杯となり後退。フジノカズサオーが先頭で4コーナーを回り、エーブアゲ
イン、シャマードシンボリ、ミヤシロテュードオが続く。粘るフジノカズサオー、残
り200mをきったところでシャマードシンボリが交わして先頭。内からエーブアゲ
インとミヤシロテュードオ、外からウエストサンボーイとユウユウサンボーイが差を
詰める。最内フジノカズサオーを必死に粘る。しかし、シャマードシンボリが完全に
抜け出し、1馬身1/2差を付けてのゴール。4頭が並ぶ2着争いはゴール前伸びた
ミヤシロテュードオが先着。
戦国みちのく大賞典らしい大混戦のレース。勝ったのが10歳馬シャマードシンボ
リ。昨年の青藍賞に続き重賞2勝目。今の岩手競馬を象徴するような寂しい結果では
ある。期待の5歳馬ウエストサンボーイは3着止まり。徐々に力は付けているがまだ
岩手競馬を背負うほどでは無いということか。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 シャマードシンボリ
性齢 牡10
毛色 鹿毛
父 シンボリルドルフ
母 スイートヘッド
母の父 フィディオン
クロス 無し
騎手 佐藤雅彦
厩舎 盛岡・桜田浩三
馬主 西村正氏
通算成績 80戦17勝、2着6回、3着9回
主な勝ち鞍 特別:94年度ブラッドストーンS 中山・芝3200
特別:96年度すずらん賞 水沢・ダ1600
重賞:96年度青藍賞 新盛岡ダ2000
重賞:97年度みちのく大賞典 新盛岡ダ2000