第19回金蹄賞
第19回金蹄賞〔重賞〕 アラオープン ダ2000m
5月 5日(月) 水沢競馬場 10R 右回り 10頭 良馬場
賞金 1着1000万円 2着300万円 3着170万円 4着130万円 5着100万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
122 カサイオーカン 三野宮通 497(+7) 2.18.5 2883 1337
289 エルデンライデン 菅原勲 464(±0) 2.18.6 首 3509 1698
378 ナスノセイコウ 小嶋久輝 482(+3) 2.18.9 1.1/2 681 506
477 グランドサイト 阿部英俊 462(-2) 2.19.1 1 204 160
544 ランドアポロ 千田知幸 516(-4) 2.19.1 鼻 1715 672
611 イエローホーマー 佐藤雅彦 498(-3) 2.20.0 5 519 490
755 ジョセツローゼン 菊池武 445(-5) 2.20.2 3/4 190 153
8810 グランドカイザー 関本浩司 448(±0) 2.20.2 首 1468 730
933 グレイトメダリスト 渡辺正彦 500(±0) 2.20.5 1.1/2 356 252
1066 イースタンジョージ 小野寺雅彦 462(-4) 2.20.6 3/4 128 95
□払い戻し
単勝 2 300円
複勝 2 130円
9 120円
8 200円
連勝複式 2−8 300円
□コメント
アンパンマンショーで盛り上がる水沢競馬場。好天にも恵まれ絶好の競馬日和とな
った。重賞路線で2着の山を築くエルデンライデンが地元生え抜きの期待を受けて1
番人気、全日本アラブ大賞典馬カサイオーカンが2番人気、昨年度代表馬ランドアポ
ロが3番人気となった。ナスノセイコウの頭絡が切れた為、発走時間が少し遅れる。
2コーナー過ぎからのスタート。カサイオーカンが好スタート、ランドアポロが控
えた為、カサイオーカンがハナに立つ展開。ゆったりしたペースで前半は進む。最初
のスタンド前、先頭はカサイオーカン、2番手にランドアポロ。3番手の内イエロー
ホーマー、中グランドサイト、外エルデンライデン。ジョセツローゼンが6番手。7
番手の内グレイトメダリスト、外グランドカイザー。後方2番手にイースタンジョー
ジ。例によってナスノセイコウが最後方。馬群がかなり詰まった展開。向正面でグラ
ンドカイザー、ナスノセイコウといったあたりが仕掛けていく。3コーナーをカサイ
オーカン、ランドアポロが並んで回り、直後にグランドサイト、エルデンライデン。
イエローホーマー、ジョセツローゼンはこの辺りで引き離されていく。代わってナス
ノセイコウが5番手進出。4コーナーを内からカサイオーカン、ランドアポロ、エル
デンライデンが並んで回り、グランドサイト、そしてナスノセイコウが続く。直線に
入るとランドアポロが脱落、カサイオーカンとエルデンライデンの一騎討ちとなり、
最後までカサイオーカンが首差振り切った。3着には大外から飛んで来たナスノセイ
コウ。
カサイオーカンは岩手移籍後初の重賞制覇。全日本チャンプの貫祿を見せる実にし
ぶといレース振り。フェアゲイル厩舎は一昨年の東北アラブ3歳チャンピオン(上山)
以来の重賞制覇だが、岩手競馬に限るとワダリンホーでアラブ4歳3冠を制した昭和
60年まで逆上る久々の重賞制覇。
2着に惜敗したエルデンライデンは実に重賞レースでの2着が10回目。かっては
ピアホルテ、ミスターホンマルが、昨年はランドアポロが、そして今年はカサイオー
カンが立ち塞がっている。
昨年度代表馬ランドアポロはやや絞れてきたもののまだ少し緩い印象。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 カサイオーカン
性齢 セン8
毛色 鹿毛
父 キンカイチフジ
母 カサイマルゼン
母の父 マルゼンスキー
騎手 三野宮通
厩舎 水沢・瀬戸幸次
馬主 笠井益子氏
通算成績 56戦18勝、2着8回、3着8回
主な勝ち鞍 重賞:96年度全日本アラブ大賞典 大井・ダ2600
特別:97年度IBC杯 水沢・ダ1600
重賞:97年度金蹄賞 水沢・ダ2000