第11回ひまわり賞(オークス)

第11回ひまわり賞(オークス)[重賞]  サラ4歳牝馬 ダ1800m
  8月24日(日)  盛岡競馬場  10R 左回り  12頭  稍重馬場
賞金  1着550万円  2着165万円  3着93.5万円  4着71.5万円  5着55万円

□結果

着枠馬  馬名                騎手      馬体重   タイム  着差   単勝票  複勝票
167 サカモトサクラ   関本浩司 424(+1)  1.56.4          1731     580
233 ヒカミノオトメ   千田知幸 431(±0) 1.57.0  3        292     317
3710 クレバーウイン   村上忍  432(+6)  1.57.5  2.1/2    425     339
444 トウカイジョリー  菅原勲  455(±0) 1.58.0  2.1/2   3296    1592
511 トップライナー   佐藤雅彦 500(+8)  1.58.3  1.1/2    930     583
668 マイディライト   阿部英俊 417(+2)  1.58.5  1        188      76
722 テツノダイヤ    小林俊彦 529(+6)  1.58.6  3/4      203     105
855 マルブンレディー  伊藤康浩 499(+4)  1.58.9  1.1/2    170      98
9811 キタノハマナス   渡辺正彦 443(-2)  1.59.4  2.1/2    723     638
1079 ラグビーシンバル  菅原幸弘 411(+6)  1.59.5  3/4      146     141
11812 ハイフレンドローザ 畠山信一 428(+5)  2.01.5  大差     297     211
1256 シーダーアマゾネス 小嶋久輝 524(+10) 2.03.9  大差     148      72

□払い戻し

 単勝     7   370円
 複勝     7   230円
        3   350円
       10   330円
 連勝複式 3−6  7340円

□コメント

 雨の盛岡競馬場。岩手版オークスひまわり賞。層の薄い牝馬路線ということもあっ
てA級〜C2級まで揃う。トウカイジョリーが将来性を買われたのか、実績馬を差し
置いて1番人気。サカモトデュラブの半妹サカモトサクラが2番人気。デビューから
6戦連対100%のトップライナーが3番人気となった。

 吉田勝己氏の持ち馬シーダーアマゾネスが捨て身の逃げを打つ。これにキタノハマ
ナス、トップライナー、ハイフレンドローザが加わる先行争いは予想に反して速い。
トウカイジョリーが5番手。ヒカミノオトメ、ラグビーシンバルと続き、サカモトサ
クラは8番手で後方集団の先頭。クレバーウイン、マイディライト、マルブンレディ
と続いて、ポツンと離れたしんがりからテツノダイヤといった態勢。3コーナーで早
くもシーダーアマゾネスが後退。トップライナーとキタノハマナスが先頭を並走。4
コーナーでは有力馬がゴチャっと固まり、ヒカミノオトメ、サカモトサクラ、クレバ
ーウインらも進出。直線に入ると横に広がった隊列からサカモトサクラが抜け出す、
これを追うのはなんとC2級からの挑戦ヒカミノオトメ。そしてクレバーウインも追
う。しかし、各馬の差が徐々に広がり、サカモトサクラが3馬身の差を付ける快勝。
2着にヒカミノオトメが大健闘。

 サカモトサクラは重賞初制覇。そして関本浩司騎手はひまわり賞3連覇となった。

□勝ち馬のプロフィール

 馬名    サカモトサクラ
 性齢    牝4
 毛色    栗毛
 父     プルラリズム
 母     サリアシンゲキ
 母の父   サクラシンゲキ
 兄弟    半兄サカモトデュラブ
 クロス   ユアハイネス 5*5母系
 騎手    関本浩司
 厩舎    水沢・伊藤和
 馬主    高橋正
 通算成績  17戦2勝、2着4回、3着2回
 主な勝ち鞍 重賞:97年度ひまわり賞(オークス)  新盛岡ダ1800