第12回ダービーグランプリ
第12回ダービーグランプリ[G1] サラ4歳指定交流 ダ2000m
11月 3日(月) 盛岡競馬場 10R 左回り 12頭 良馬場
賞金 1着6000万円 2着2400万円 3着1200万円 4着900万円 5着600万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
122招テイエムメガトン 菊地昇吾 471(-1) 2.07.5 9506 3469
255招フドオー 石崎隆之 531(+3) 2.08.1 3 4565 2963
311招シャーペンアイル 星野純一 480(-10) 2.08.1 頭 1354 736
444招メイショウモトナリ 安田康彦 502(+12) 2.08.2 3/4 3305 1331
556招トウカンイーグル 吉田豊 477(-1) 2.09.2 5 2705 1295
633 トウホクシャダイ 草地保隆 474(+3) 2.09.4 3/4 327 212
7811招ヒガシノサンサン 張田京 512(-7) 2.09.5 1/2 432 364
868 マルケイキャロル 村松学 465(±0) 2.09.5 首 227 209
979招シンプウライデン 安藤勝己 469(+7) 2.09.7 1 4275 1637
1067 メイセイオペラ 菅原勲 479(+8) 2.09.8 3/4 8509 2590
11812 ハッピーハッピー 村上忍 478(-2) 2.10.1 1.1/2 514 534
12710招マコトムテキ 鹿戸雄一 462(+2) 2.10.6 2.1/2 343 310
□払い戻し
単勝 2 280円
複勝 2 140円
5 150円
1 360円
連勝複式 2−5 600円
□コメント
絶好の好天に恵まれた盛岡競馬場。全国の強豪4歳馬がG1タイトルを賭け激突。
グランシャリオCの勝ち馬テイエムメガトンが1番人気、岩手競馬ファンの期待を一
身に背負う9連勝中のメイセイオペラが2番人気、ユニコーンS4着フドオーが3番
人気となった。
4コーナーポケットからのスタート。ファンファーレが鳴り止まないうちのスター
トとなり場内どよめく。道営ファンの夢を乗せシャーペンアイルが逃げを打つ。フド
オー,シンプウライデンと地方勢が前を固め、さらにメイショウモトナリ,メイセイ
オペラ,テイエムメガトン,マコトムテキ,トウカンイーグルと続く。最初の2〜3
ハロンぐらいは結構速いペースではなかろうか。大きく離れた9番手にマルケイキャ
ロル。3馬身ほど離れてヒガシノサンサン,ハッピーハッピーと続き、離れたしんが
りからトウホクシャダイといった態勢で正面スタンド前を通過。縦に長い展開。1〜
2コーナーでシャーペンアイルが徐々に引き離し4馬身ほどのリードを取る。フドオ
ー,シンプウライデンの位置取りは変わらず、4番手にメイセイオペラが進出。3コ
ーナーではシャーペンアイルのリードはほとんど無くなり、フドオー,シンプウライ
デン,メイセイオペラが半馬身の間隔で続く。メイショウモトナリ,テイエムメガト
ンもその直後。団子状態で4コーナーへ。直線に入るとシャーペンアイルの外にフド
オーが併せ、直後にいたテイエムメガトンが一気にこの2頭を交わす。メイセイオペ
ラは伸びない。シンプウライデンも伸びない。テイエムメガトンがそのまま3馬身突
き放してゴール。激しい2着争いは僅かに外のフドオーがシャーペンアイルを抑える。
直線伸びたメイショウモトナリが4着。
テイエムメガトンは7月のグランシャリオCに続き交流重賞2勝目。G1は初制覇
となった。あのテンポイントの主戦騎手だった鹿戸明現調教師がオーロの表彰台に。
昨年より時計の出る馬場コンディションにも関わらず時計は出ておらず、レースのレ
ベルとしては昨年より少し劣る感じ。来年はより強力なメンバーが揃う事を期待した
い。
2着フドオー,3着シャーペンアイルもよく頑張った。絶妙のペース配分に見えた
が、少し前半が速かったか?フドオーは水沢コースのような力のいる馬場なら相当に
活躍しそうな力強さを感じさせた。
岩手期待のメイセイオペラはユニコーンS直前の頭蓋骨骨折で再起は早くても12
月後半と見られていたが、無理を承知での参戦。もちろんこれが実力では無いし、ま
ともなら勝てる相手であったと思う。この後の巻き返しに期待したい。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 テイエムメガトン
性齢 牡4
毛色 鹿毛
父 スキャン
母 ベップイチバン
母の父 シーホーク
クロス Nasrullah 5x5
騎手 菊地昇吾
厩舎 栗東・鹿戸明
馬主 竹園正繼氏
通算成績 15戦5勝,2着2回,3着2回
主な勝ち鞍 G3:97年度グランシャリオC 旭川・ダ1600
G1:97年度ダービーグランプリ 新盛岡ダ2000