第22回桐花賞
第22回桐花賞〔重賞〕 サラオープン ダ2000m
12月31日(火) 水沢競馬場 9R 右回り 10頭 不良馬場
賞金 1着1500万円 2着450万円 3着255万円 4着195万円 5着150万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
166 プレザント 小嶋久輝 473(+4) 2.09.5 1960 1127
255 ミヤシロテュードオ 小林俊彦 480(-11) 2.09.6 3/4 1438 816
333 ヘイセイシルバー 三野宮通 506(+2) 2.10.1 2.1/2 3493 1424
478 シャマードシンボリ 佐藤雅彦 518(+2) 2.10.1 鼻 3574 2259
522 キクノマスト S.サイトウ 490(±0) 2.10.1 頭 207 221
6810 ウエストサンボーイ 菅原勲 475(+5) 2.10.7 3 2346 1306
789 ナイスマーク 千田知幸 481(+8) 2.10.8 首 471 397
877 モリユウプリンス 菊池武 444(+4) 2.10.9 3/4 6994 2684
911 サカモトテイオー 菅原雅文 444(-2) 2.10.9 頭 122 179
1044 マルカショウグン 関本浩司 465(±0) 2.11.9 5 754 608
□払い戻し
単勝 6 810円
複勝 6 250円
5 310円
3 210円
連勝複式 5−6 3330円
□コメント
少し風があるものの凌げる程度の寒さで、年末の大一番に相応しい好天となった水
沢競馬場。山本裕次郎騎手が負傷の為、2枠2番キクノマストはスコット・サイトウ
騎手に乗り替わった。TM時代の雄モリユウプリンスが1番人気の熱い支持を受け、
9歳軍団シャマードシンボリ、ヘイセイシルバーが2、3番人気となった。
2コーナーからのスタート。大逃げが期待されたマルカショウグンが出遅れ早くも
戦線から脱落。好スタートのプレザントが一気に先頭に立ち、ナイスマークがこれに
続く。ウエストサンボーイがなんと3番手につけ、この3頭が後続馬を引き離す。前
に行くと思われたサカモトテイオーは控えてなんとしんがり。最初のスタンド前、プ
レザントが5馬身ほど引き離して逃げる。ナイスマークが抑えて2番手。2馬身差で
ウエストサンボーイが3番手。後続も差を詰め、4番手に差が無くミヤシロテュード
オ。5番手の内キクノマスト、外にシャマードシンボリ。さらに内ヘイセイシルバー、
外に出遅れたマルカショウグンが進出。モリユウプリンスは後方2番手。離れたしん
がりからサカモトテイオーといった態勢。微妙なペースでプレザントが逃げに逃げ、
3コーナーでもまだナイスマークに4馬身ほどのリードを保つ。モリユウプリンスに
はすでにムチが入る動きの悪さでしんがりに下がる。4コーナーでもまだプレザント
が4馬身差で先頭。ナイスマークの内を掬ってミヤシロテュードが2番手で4コーナ
ーを回る。直線でもプレザントが必死に粘り、ようやくミヤシロテュードが追い詰め
て来るが3/4馬身差まで迫ったところがゴールであった。離れた3着争いは内キク
ノマスト、中シャマードシンボリ、外ヘイセイシルバーの追い比べとなり僅かにヘイ
セイシルバーが先着。
先行有利の馬場、マルカショウグンの出遅れ、サカモトテイオーが控えたことなど
プレザントにとって単騎で行ける有利な展開となったが、それにしても鮮やかな逃げ
を見せた。小嶋久輝騎手は93年のビクトリーカップ(ホクテンオー)、94年の金
蹄賞(ミスターホンマル)以来重賞3勝目。
注目の年度代表馬争いはヘイセイシルバーがシャマードシンボリ先着して、どうや
ら当確のもよう。
1番人気モリユウプリンスはパドックでも覇気が無く心配されたが、全くその通り
で多くのファンを失望させる結果となった。
若手陣の中では5歳キクノマストが5着に健闘。4歳ウエストサンボーイは勝負処
で伸びを欠き6着に終わった。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 プレザント
性齢 牡7
毛色 芦毛
父 リファーズゴースト
母 ケドラ
母の父 ウェルシュパジャント
クロス Grey Sovereign 4x3, Court Martial 4x4, Nearco 5x5
通算成績 27戦7勝、2着8回、3着1回
主な勝ち鞍 重賞:93年東京ダービー 大井・ダ2400
重賞:93年アフター5スター賞 大井・ダ1800
重賞:93年東京湾カップ 船橋・ダ2000
重賞:95年関東盃 大井・ダ1600
重賞:96年桐花賞 水沢・ダ2000