第22回紫桐杯
第22回紫桐杯〔重賞〕 アラオープン ダ2000m
1月 4日(土) 水沢競馬場 9R 右回り 10頭 不良馬場
賞金 1着1000万円 2着300万円 3着170万円 4着130万円 5着100万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
1810 ランドアポロ 千田知幸 522(-8) 2.11.9 3925 1956
222 カサイオーカン 三野宮通 493(-7) 2.12.0 1/2 3289 1195
366 エルデンライデン 菅原勲 465(±0) 2.12.0 鼻 2857 1324
444 ナスノセイコウ 小嶋久輝 484(±0) 2.13.0 5 510 466
533 トウホクシルバー 小林俊彦 456(+1) 2.13.5 2.1/2 1542 679
655 ミヤシロナドラオー 佐藤雅彦 480(+2) 2.13.9 2 1430 987
711 トウホクテイオー 畠山信一 471(±0) 2.14.1 1 139 156
877 イースタンジョージ スコット・サイトウ 468(±0) 2.14.3 1 266 254
978 セレビュータント 関本浩司 440(-1) 2.14.4 1/2 261 211
1089 エルムパンサー 阿部英俊 450(-1) 2.14.5 首 309 235
□払い戻し
単勝 10 280円
複勝 10 120円
2 140円
6 130円
連勝複式 2−8 510円
□コメント
薄曇りの水沢競馬場。田んぼ状の馬場は徐々に回復してきたものの、水の浮いた馬
場は相変わらず。年度代表馬最短にいるランドアポロがファン投票同様1番人気。全
日本アラブ大賞典馬カサイオーカンが2番人気。岩手生え抜きの実力馬エルデンライ
デンが3番人気となった。
2コーナーからのスタート。ナスノセイコウが出遅れて4馬身ほど置かれてしまう。
注目の先行争いは大方の予想通りランドアポロ。これをカサイオーカンがマークする
ように2番手。静かな先行争いで最初の3コーナーでは早くもペースが落ち着く。ラ
ンドアポロが先頭で最初のスタンド前を通過。2番手にがっしりとカサイオーカン。
少し離れた3番手にスコット・サイトウ騎乗のイースタンジョージ。その直後には内
トウホクシルバー、中エルデンライデン、外エルムパンサー。さらにその外から早く
もナスノセイコウが動きこれらを交わしていく。最後方に3頭並んで内トウホクテイ
オー、中セレビュータント、外ミヤシロナドラオー。1コーナー、2コーナーをラン
ドアポロ、カサイオーカンの順に回り、3番手イースタンジョージの外にナスノセイ
コウが進出。向正面でようやくペースが上がり、エルデンライデン、トウホクシルバ
ーといったあたりが動きだす。4コーナーをランドアポロ、カサイオーカンに順に回
り、エルデンライデンが3番手でこれを追う。直線はランドアポロの外にカサイオー
カンが馬体を併せ、さらに外からエルデンライデンが一気にこれを交わそうかという
勢いで迫る。しかし、再びランドアポロ、カサイオーカンが差し返し、ゴール前では
ランドアポロがよく伸びて半馬身先着。2着争いは写真判定に持ち込まれたが鼻差カ
サイオーカンが先着。ポツンと離れて4着にナスノセイコウ。逆転年度代表馬の可能
性のあったトウホクシルバーは5着に敗れその夢もついえた。2連覇が期待されたミ
ヤシロナドラオーは末脚不発で6着。
勝ったランドアポロは今年度は重賞3勝、特別2勝目で最多賞金を獲得。年度代表
馬の座は確実だろう。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ランドアポロ
性齢 牡8
父 ホリマサル
母 スマノテスター
母の父 スマノダイドウ
騎手 小林俊彦
厩舎 盛岡・桜田新一郎
馬主 三浦啓一氏
通算成績 42戦21勝、2着5回、3着5回
主な勝ち鞍 重賞:95年度船橋記念 船橋・ダ1800
重賞:95年度シルバーC 浦和・ダ2000
重賞:96年度金蹄賞 水沢・ダ2000
特別:96年度テレビ岩手杯 新盛岡ダ1800
重賞:96年度アラブ王冠 水沢・ダ2000
特別:96年度せきれい賞 水沢・ダ1600
重賞:96年度紫桐杯 水沢・ダ2000