第22回シアンモア記念
第22回シアンモア記念〔重賞〕
5月12日(日) 水沢競馬場 10R 9頭 不良馬場
サラ・オープン 2000m 右回り 1着賞金1500万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
189 ミヤシロテュードオ 佐藤雅彦 475(-16) 2.10.9 1587 830
266 ナイスマーク 菅原勲 481(+3) 2.11.2 1.1/2 3292 1275
355 ビンゴモルト 菅原雅文 482(+7) 2.11.4 1 1393 709
433 ブリザード 小林俊彦 475(+1) 2.11.4 鼻 345 784
588 ヘイセイシルバー 三野宮通 512(+4) 2.11.7 1.1/2 4259 1567
611 サカモトリードワン 村上忍 464(-2) 2.12.7 5 559 334
744 ユウユウサンボーイ 渡辺正彦 500(+6) 2.13.2 2.1/2 239 157
877 ハルチャンピオン 小嶋久輝 499(-1) 2.14.7 8 217 241
922 ハヤテマジシャン 関本浩司 438(+7) 2.15.8 6 83 91
□払い戻し
単勝 9 560円
複勝 9 170円
6 140円
5 190円
連勝複式 6−8 250円
□コメント
戦国模様のシアンモア記念。前日からの雨も上がり天気は急速に回復、先週の極
悪馬場に比べるとかなりましな不良馬場。ヘイセイシルバーが1番人気となり、ナ
イスマークが2番人気となった。
2コーナー過ぎからのスタート。ヘイセイシルバーがやや出遅れ気味で、ミヤシ
ロテュードオが好スタート。すぐにナイスマークが先頭に立ち、2番手の内にサカ
モトリードワン、外にミヤシロテュードオ。逃げると思われたハルチャンピオンは
スタートが悪く4番手。最初のスタンド前、先頭にナイスマーク、ミヤシロテュー
ドオ、サカモトリードワン、ハルチャンピオンと続き、少し離れた5番手にハヤテ
マジシャンとヘイセイシルバー。さらに切れてユウユウサンボーイ、ブリザートと
続き、しんがりからビンゴモルトといった態勢。3コーナーをナイスマーク、ミヤ
シロテュードオ、サカモトリードワンの順に回り、ヘイセイシルバーも4番手の位
置に上がって来る。4コーナーではナイスマークの外にミヤシロテュードオが馬体
を合わせる。サカモトリードワン、ヘイセイシルバー、ビンゴモルトと続く。直線
に入ると、ミヤシロテュードオが先頭に立ち、ナイスマークが必死に食らいつくが
差は縮まらず、逆に差が少し開きミヤシロテュードオが1着でゴール。2着ナイス
マーク。3着争いはヘイセイシルバーを交わしたビンゴモルトに、ブリザードが急
襲も僅かに及ばずビンゴモルトが先着。ヘイセイシルバーは直線伸びず5着に終わ
った。
勝ったミヤシロテュードオは伝説的と言われた5年前の東北サラブレッド3歳チ
ャンピオン(モリユウプリンス以下をぶっちぎり)以来の重賞制覇。4歳春までは
モリユウプリンスを抑えて世代No.1と言われた馬の復活であった。
佐藤雅彦騎手のコメント
『今までサラ・オープンの重賞に縁が無かったので、今年の目標をそれにおいてた
のですが、早々と達成出来たのでとても嬉しい。手応えも良く、ペースもこの馬
向きになったんじゃないですか。』
佐藤雅彦騎手はこれまでアラブ重賞16勝の実績を持ちながら、サラブレッド重
賞勝ちはなんと今回が初めて。
戦国模様の岩手サラ古馬戦線だが、ミヤシロテュードオの勝利でますます拍車を
かけることになった。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ミヤシロテュードオ
性齢 牡8
父 マグニテュード
母 ミヤシロオーバン
母の父 アスワン
騎手 佐藤雅彦
厩舎 盛岡・桜田新一郎
馬主 宮崎四郎
通算成績 47戦10勝、2着11回、3着9回
主な勝ち鞍 重賞:91年南部駒賞 水沢1600
重賞:91年東北サラブレッド3歳チャンピオン 水沢1600
特別:92年スプリングカップ 水沢1600
特別:92年やまびこ賞 盛岡1750
特別:95年新春杯白嶺賞 水沢1600
重賞:96年シアンモア記念 水沢2000