第9回マイルチャンピオンシップ南部杯
第9回マイルチャンピオンシップ南部杯〔重賞〕
10月10日(木) 盛岡競馬場 10R 12頭 良馬場
サラ・オープン 全国交流 ダ1600m 左回り 1着賞金5000万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
122招ホクトベガ 的場均 494(-14) 1.38.3 22444 7274
211 ヘイセイシルバー 三野宮通 505(-3) 1.39.6 7 596 818
356 シャマードシンボリ 佐藤雅彦 520(-2) 1.39.6 頭 398 597
455招ヤングエブロス 橋本広喜 468(+8) 1.40.3 4 1096 970
579招ライデンスキー 安藤光彰 466(-10) 1.40.4 3/4 386 421
6811招リバーセキトバ 石崎隆之 526(+2) 1.40.5 首 1652 2055
733 サトヨフレンチ 小林俊彦 467(-8) 1.40.6 3/4 1815 1893
844招ホウエイコスモス 藤田伸二 446(-2) 1.40.6 鼻 1004 1040
968 ユウユウサンボーイ 草地保隆 489(+1) 1.40.9 1.1/2 396 862
10812 ミヤシロテュードオ 菅原勲 486(+4) 1.41.2 1.1/2 559 704
11710招レフトチェスマン 海方栄二 518(-5) 1.41.4 1 1433 1312
1267招マルカイッキュウ 柴田善臣 484(+2) 1.41.4 鼻 2630 2017
□払い戻し
単勝 2 120円
複勝 2 120円
1 420円
6 540円
連勝複式 1−2 1600円
□コメント
まずまず好天に恵まれた盛岡競馬場。砂の女王ホクトベガ参戦で本年最高の盛り上
がりを見せた。1番人気ホクトベガの単勝支持率は実に65.2%。大きく離れた2
番人気はマルカイッキュウ、岩手の期待サトヨフレンチが3番人気となった。
2コーナーポケットからのスタート。マルカイッキュウが躓き後手を踏む。好スタ
ートを切ったのはヤングエブロス。すぐにホクトベガが先頭に躍り出て、半馬身外に
ヤングエブロス。少し離れてサトヨフレンチ、ミヤシロテュードオと続き、5番手内
にホウエイコスモス、外に上山の期待レフトチェスマン。2馬身離れてヘイセイシル
バー、さらに2馬身離れマルカイッキュウ、ライデンスキー、シャマードシンボリと
続く。3馬身離れた後方2番手にリバーセキトバ。ポツンと離れたしんがりからユウ
ユウサンボーイといった態勢。長い長い向正面、ホクトベガ、ヤングエブロスが徐々
に3番手サトヨフレンチとの差を広げる。4番手以下もさらに差が開いていく。3コ
ーナー、4コーナーとホクトベガ、ヤングエブロスの差は半馬身。3番手サトヨフレ
ンチとの差はおよそ5馬身。その後、ホウエイコスモス、レフトチェスマンが少し差
をつめる。直線に入るとホクトベガがヤングエブロスを一気に突き放す。サトヨフレ
ンチは伸びない、レフトチェスマンも伸びない。ホクトベガが独走態勢で一気にゴー
ルまで突き抜ける。2着争いはヤングエブロスを内から抜き去ったシャマードシンボ
リとヘイセイシルバー岩手2頭のデッドヒート。佐藤雅彦VS三野宮通の剛腕騎手同
士の追い比べ。僅かにゴール前でヘイセイシルバーが先着。
ホクトベガの勝ちタイムは1分38秒3。これまでの基準タイムを0.7秒、しか
も良馬場で更新した。しかもほとんど追うところなくの7馬身差の圧勝には脱帽する
しかない。とにかくこれで交流重賞7連勝の金字塔。
ヘイセイシルバーが地方最先着。何故か8番人気と評価が低かったが、東北チャン
プの意地を見せた。あくまでも自分のレースに徹した結果だろうが、3着シャマード
シンボリとともに岩手最強9歳世代を誇示。期待の5歳馬サトヨフレンチはホクトベ
ガのペースについていけず7着に敗れた。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ホクトベガ
性齢 牝7
毛色 鹿毛
父 ナグルスキー
母 タケノファルコン
母の父 フィリップオブスペイン
クロス 無し
騎手 的場均
厩舎 美浦・中野隆良
馬主 金森森商事
通算成績 37戦14勝、2着5回、3着4回
主な勝ち鞍 G3:93年フラワーC 中山芝1800
G1:93年エリザベス女王杯 京都芝2400
G3:94年札幌記念 札幌芝2000
重賞:95年エンプレス杯 川崎ダ2000
重賞:96年川崎記念 川崎ダ2000
G2:96年フェブラリーS 東京ダ1600
重賞:96年ダイオライト記念 船橋ダ2400
重賞:96年群馬記念 高崎ダ1500
重賞:96年帝王賞 大井ダ2000
重賞:96年エンプレス杯 川崎ダ2000
重賞:96年マイルCS南部杯 盛岡ダ1600