第24回みちのく大賞典
第24回みちのく大賞典〔重賞〕
6月8日(日) 水沢競馬場 10R 10頭 良馬場
サラ・オープン 2000m 右回り 1着賞2000万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
144 ヘイセイシルバー 三野宮通 508(-4) 2.12.6 1776 914
2810 シャマードシンボリ 佐藤雅彦 522(+1) 2.13.4 4 1108 779
311 ユウユウサンボーイ 関本浩司 498(-2) 2.13.4 鼻 362 250
466 ブリザード 小林俊彦 475(±0) 2.13.5 1/2 1060 507
522 ビンゴモルト 菅原雅文 480(-2) 2.13.5 鼻 1540 616
678 ナイスマーク 菅原勲 478(-3) 2.13.8 1.1/2 2527 1401
777 ミヤシロテュードオ 千田知幸 477(+2) 2.14.2 2 1981 1530
855 サカモトリードワン 小嶋久輝 460(-4) 2.14.4 1 563 248
933 セントノーザン 山本裕次郎 468(+1) 2.15.8 7 418 124
1089 ニシケンスキー 村松学 464(-2) 2.17.8 大差 225 150
□払い戻し
単勝 4 490円
複勝 4 200円
10 220円
1 530円
連勝複式 4−8 1680円
□コメント
好天に恵まれた水沢競馬場。戦国みちのく大賞典を象徴するように人気が大きく
割れた。平成の夏男ヘイセイシルバーがここ2戦にない素晴らしい出来。
向正面2コーナーからのスタート。揃ったスタートもすぐにビンゴモルトが控え
る。セントノーザンとナイスマークの先頭争いは、ナイスマークの方が先手を取り、
セントノーザンが2番手。ミヤシロテュードオも続く。最初のスタンド前、1番人
気のナイスマークが先頭。2番手に差がなくセントノーザン。直後の3番手は3頭
並んで内にユウユウサンボーイ、中シャマードシンボリ、外にミヤシロテュードオ。
その直後にヘイセイシルバー。先行集団のペースは少し速い。離れてサカモトリー
ドワン、さらに離れてブリザード、ポツンと離れてビンゴモルト、さらに10馬身
以上離れてニシンケンスキーといった順に通過。3コーナー手前でセントノーザン
が脱落。3コーナーをナイスマーク、ミヤシロテュードオの順に回るが、4コーナ
ーでは一気にヘイセイシルバーがナイスマークを交わして先頭。直線に入るとヘイ
セイシルバーが楽々と先頭に立ち、2着に4馬身差を付けて快勝。2着争いは大混
戦となり、内からナイスマーク、ブリザード、ユウユウサンボーイ、シャマードシ
ンボリ、さらに大外から末脚を伸ばすビンゴモルトの5頭が横に広がり、最後はユ
ウユウサンボーイとシャマードシンボリの首の上げ下げ、僅か鼻だけシャマードシ
ンボリが先着。4着にもブリザードが食い込み、9歳馬4頭が上位を独占。1番人
気のナイスマークには厳しいペースとなり6着に敗れた。シアンモア記念を制した
ミヤシロテュードオも状態下降気味で7着に終わった。
これまでブリーダーズゴールドカップ2着、3着などダートでは素晴らしい戦績
を残していたヘイセイシルバーだが、重賞はデビュー以来初の制覇となった。
三野宮通騎手のコメント
『中間、強めに追ったので状態はupしていた。位置取りも予定通り。2コーナー
過ぎから徐々に上がっていって、3コーナーあたりでも手応えが良かったので、そ
の辺で勝てると思った。ペースが前半速かったのも良かった。ボールドマックスで
勝てなかったみちのく大賞典を勝てたのでとても嬉しい。』
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ヘイセイシルバー
性齢 牡9
父 ダンサーズイメージ
母 マサノシャーク
母の父 シルバーシャーク
兄弟 半弟キョウシンシルバー
クロス Nearco 5X5
騎手 三野宮通
厩舎 水沢・村上実
馬主 菅原勝
通算成績 56戦14勝、2着11回、3着5回
主な勝ち鞍 特別:92年東海ステークス 中京1700
特別:92年KBC杯 小倉1700
特別:93年摩耶S 阪神1800
特別:93年KBC杯 小倉1700
特別:93年関越S 新潟1800
特別:96年新春杯白嶺賞 水沢1600
重賞:96年みちのく大賞典 水沢2000