第28回不来方賞
第28回不来方賞〔重賞〕
7月14日(日) 盛岡競馬場 9R 12頭 良馬場
サラ4歳 ダート2000m 左回り 1着賞金1500万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
1812 マツリピロリット 小林俊彦 437(+7) 2.13.5 1014 528
2811 エムティエムディ 関本浩司 410(+2) 2.13.7 3/4 161 144
355 ブルーレフティー 山本裕次郎 474(+5) 2.13.9 1 2714 1597
4710 ルートフォー 菊池武 443(-3) 2.13.9 頭 2029 760
544 グッドラックマサル 小嶋久輝 415(+4) 2.14.3 2 239 281
622 サンディゴボーイ 三野宮通 440(-2) 2.14.6 1.1/2 1144 792
767 キタノアロー 晴山幹也 464(+4) 2.14.9 1.1/2 257 176
879 アンダーリュウオー 菅原勲 492(+6) 2.15.0 3/4 776 367
933 ドラゴンブライト 千田知幸 453(-6) 2.15.1 1/2 523 383
1068 トウホクダンチヒ 佐藤雅彦 476(-2) 2.15.5 2 1706 1044
1111 アーテイイチバン 阿部英俊 484(-3) 2.16.1 3 366 447
1256 ナイスクリスタル 西康志 460(+1) 2.18.0 大差 143 221
□払い戻し
単勝 12 810円
複勝 12 290円
11 840円
5 150円
連勝複式 8−8 22560円
□コメント
昨日に続き暑い一日。東北優駿4着馬ブルーレフティーが1番人気となったが、
混戦ムードが漂い人気が割れた。
正面芝スタンド前からのスタート。大方の予想通りトウホクダンチヒが先手を取
り3馬身ほどリード。2番手にブルーレフティー、3番手に牝馬エムティエムディ、
4番手ナイスクリスタル、5番手の内グッドラックマサル、外にルートフォー、ド
ラゴンブライト、アンダーリュウオーと続き、9番手は3頭並んで、内アーテイイ
チバン、中キタノアロー、外マツリピロリット、しんがりからサンディゴボーイと
いった態勢。2コーナー手前、マツリピロリットが掛かり気味に3番手まで上がっ
てくる。ややスローな流れ。3コーナーをトウホクダンチヒ、ブルーレフティー、
エムティエムディ、マツリピロリットの順に回り、少し離れてグッドラックマサル、
さらにルートフォーもようやく上がってくる。4コーナーを内からトウホクダンチ
ヒ、ブルーレフティー、エムティエムディ、マツリピロリットの4頭が並んで回る。
直線に入るとまずトウホクダンチヒが脱落。ブルーレフティーも手応えが良くない。
エムティエムディとマツリピロリットの牝馬2頭の叩き合いとなり、最後はマツリ
ピロリットが3/4馬身抜け出した。牝馬2頭はともに調子は良さそうだったが、
この2頭で決まるとはくもぎりまる以外は思っていなかったようで万馬券の決着と
なった。1番人気のブルーレフティーは少し調子が落ちていたような印象で3着に
終わった。2番人気のルートフォーは調子そのものは悪くは無かったと思うが、前
残りの展開で見せ場が無かった。注目のサンディゴボーイは末脚不発で6着止まり。
3番人気トウホクダンチヒは懸念されていた距離の壁か。
勝ったマツリピロリットは3歳時はテツノジョージと互角に戦っていた馬で、今
期不振もようやく体が戻ってきた印象。北日本オークスでの打倒ラストヒットに向
けては明るい話題だが、ダービーGP路線の方は暗い話題となった。やはりテツノ
ジョージ、ウエストサンボーイ、キャプテンホンマルの復活待ち、そしてテツノハ
イスピード、オータージョージら上がり馬の成長待ちである。
表彰式では高齢のムチ、ゼッケン投げが行われたが、残念ながら怪我人が出てし
まった。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 マツリピロリット
性齢 牝4
父 パルナシャン
母 アンジェラスベル
母の父 コインドシルバー
クロス Nasrullah 5×5*5
騎手 小林俊彦
厩舎 水沢・千葉四美
馬主 岩崎九二弥
通算成績 11戦5勝、2着1回
主な勝ち鞍 特別:95年白菊賞 旧盛岡1420
特別:96年あやめ賞 水沢 1600
重賞:96年不来方賞 新盛岡2000