第２１回シアンモア記念［重賞］　サラＧ１　ダ２０００ｍ
５月２１日（日）　水沢競馬場　１０Ｒ　右回り　　８頭　良馬場
賞金　1着1500万円

□結果

着　馬名　　　　　　　　騎手　　　　馬体重　　タイム　着差　単勝票　複勝票
１　トウケイニセイ　　　菅原勲　　　502(-11)　2.11.7　　　　 5969　　2996
２　モリユウプリンス　　小林俊彦　　449(-1)　 2.11.8　1/2　　1843　　1398
３　ミヤシロテュードオ　佐藤雅彦　　480(-1)　 2.12.6　4　　　1402　　2132
４　ユウユウサンボーイ　草地保隆　　488(-1)　 2.13.3　4　　　 241　　1122
５　ブリザード　　　　　畠山信一　　460(-5)　 2.13.7　2　　　 212　　 387
６　タンホイザー　　　　千田知幸　　470(±0)　2.13.9　1　　　　57　　 103
７　シャマードシンボリ　関本浩司　　505(+8)　 2.14.0　1/2　　 129　　 148
８　エビスサクラ　　　　小野寺雅彦　502(-2)　 2.15.8　9　　　　57　　 174

□払い戻し

　単勝　　　　３　　　１３０円
　複勝　　　　３　　　１００円
　　　　　　　２　　　１１０円
　　　　　　　１　　　１００円
　連勝複式　２−３　　２４０円

□コメント

　オークスの余韻覚めやまぬ水沢競馬場。好スタートはミヤシロテュードオとエビス
サクラ。ミヤシロテュードオが単騎先頭。２番手にトウケイニセイがすかさずつけ、
３番手になんとモリユウプリンス(掛かり気味)とエビスサクラ。５番手はシャマード
シンボリ、タンホイザー、ユウユウサンボーイの３頭が並んで進む。しんがりからブ
リザードといった展開。向こう正面でエビスサクラが後退。４コーナーを内ミヤシロ
テュードオ、外トウケイニセイがほぼ並んで回り、モリユウプリンスも内から外に持
ち出す。抜け出したトウケイニセイに外からモリユウプリンスが襲いかかるが、１／
２馬身に迫ったところがゴールであった。

　勝ったトウケイニセイの菅原勲騎手は直線でターフビィジョンを見るほどの余裕が
あったとか。２着のモリユウプリンスも不調と言われていた割りには、他馬より４〜
５Ｋ重い斤量で、トウケイ以外は寄せつけなかった。もし、絶好調なら或いは？と思
わせる内容であった。

　シアンモア記念の１、２着馬は６月２５日の上山競馬場の東北サラブレッド大賞典
の岩手代表として出走する予定。特にトウケイニセイは史上初の東北サラブレッド大
賞典３連覇＆３場制覇がかかる。

□勝ち馬のプロフィール

　馬名　　　　トウケイニセイ
　性齢　　　　牡９
　父　　　　　トウケイホープ
　母　　　　　エースツバキ
　母の父　　　リフォーム
　騎手　　　　菅原勲（昨年のトウケイニセイに続き２連覇、通算３勝目）
　厩舎　　　　盛岡・小西重征
　馬主　　　　小野寺喜久男
　生産者　　　田中堅一牧場
　通算成績　　３８戦３６勝、２着２回、連対率１００％
　　　　　　　通算３６勝は岩手競馬最多勝タイ（アラブのコウギョウハンターに並
　　　　　　　ぶ）、また東北地区サラブレッドの最多勝タイ（新潟のアジャストメ
　　　　　　　ントに並ぶ）。
　主な勝ち鞍　特別　水沢　９１年ながつき賞
　　　　　　　特別　水沢　９１年六華賞
　　　　　　　重賞　盛岡　９３年みちのく大賞典
　　　　　　　重賞　新潟　９３年東北サラブレッド大賞典
　　　　　　　重賞　水沢　９３年北日本マイルＣＳ南部杯
　　　　　　　重賞　盛岡　９３年北上川大賞典
　　　　　　　重賞　水沢　９３年桐花賞
　　　　　　　特別　水沢　９４年赤松杯
　　　　　　　重賞　水沢　９４年シアンモア記念
　　　　　　　重賞　水沢　９４年東北サラブレッド大賞典
　　　　　　　重賞　水沢　９４年北日本マイルＣＳ南部杯
　　　　　　　重賞　盛岡　９４年北上川大賞典
　　　　　　　重賞　水沢　９４年中央競馬招待フレンドリーカップ
　　　　　　　重賞　水沢　９４年桐花賞
　　　　　　　特別　盛岡　９５年赤松杯
　　　　　　　重賞　水沢　９５年シアンモア記念
　　　　　　　重賞１２勝はグレートホープを抜き、岩手競馬史上１位。