第２１回赤松杯［特別］　サラＧ１　ダ１８００ｍ
４月２３日（日）　盛岡競馬場　９Ｒ　左回り　７頭　不良馬場
賞金　1着500万円

□結果

着枠馬　馬名　　　　　　　　騎手　　　　タイム　着差
１７７　トウケイニセイ　　　菅原勲　　　1.55.4
２４４　ミヤシロテュードオ　佐藤雅彦　　1.55.7　1.1/2
３３３　ユウユウサンボーイ　三野宮通　　1.56.2　2.1/2
４６６　ハルサンヒコー　　▲村上忍　　　1.56.3　首
５１１　シャマードシンボリ　小林俊彦　　1.56.8　2.1/2
６２２　カズマサエイト　　　小嶋久輝　　1.57.2　2
７５５　グランドタイテイ　　西康志　　　2.00.1　大差

□払い戻し

　単勝　　　　７　　１１０円
　複勝　　　　７　　１１０円
　　　　　　　４　　１８０円
　連勝複式　４−７　３４０円

□コメント

　朝から降り続いた雨により、馬場コンディションは不良。メインレース時には雨も
止んでいた。５９Ｋの斤量、９歳という年齢、久々のレースと不安材料ばかりのトウ
ケイニセイが勇躍登場。馬体重は＋３の５１３ｋｇ。

　レースは内ミヤシロテュードオ、外ハルサンヒコーの先行争いに、さらに外からト
ウケイニセイも積極的に仕掛けていく。１、２コーナーを３頭横に並んでの先行争い
も、向こう正面に入るとミヤシロテュードオが単騎先頭。２、３番手に内ハルサンヒ
コー、外トウケイニセイ。さらにユウユウサンボーイ、シャマードシンボリと続く。
１０馬身以上離れて内カズマサエイト、外グランドタイテイの態勢。淡々とした流れ
で、３コーナー手前でようやくカズマサエイトも動きだす。４コーナーをミヤシロテ
ュードオが先頭で回り、トウケイニセイも追い出し態勢。ユウユウサンボーイも伸び
てくる。しかし、トウケイニセイが完全に抜け出し楽勝。ミヤシロテュードオが２着
に粘りきった。

□勝ち馬のプロフィール

　馬名　　　　トウケイニセイ
　性齢　　　　牡９
　父　　　　　トウケイホープ
　母　　　　　エースツバキ
　母の父　　　リフォーム
　騎手　　　　菅原勲（昨年のトウケイニセイに続き２連覇、通算３勝目）
　厩舎　　　　盛岡・小西重征
　馬主　　　　小野寺喜久男
　生産者　　　田中堅一牧場
　通算成績　　３７戦３５勝、２着２回、連対率１００％
　　　　　　　通算３５勝は岩手競馬ではアラブのコウギョウハンター３６勝に次ぐ
　　　　　　　記録。また、東北・新潟ブロックのサラブレッドでも、新潟アジャス
　　　　　　　トメント３６勝に次ぐ記録。いよいよタイ記録に王手をかけた。
　主な勝ち鞍　特別　水沢　９１年ながつき賞
　　　　　　　特別　水沢　９１年六華賞
　　　　　　　重賞　盛岡　９３年みちのく大賞典
　　　　　　　重賞　新潟　９３年東北サラブレッド大賞典
　　　　　　　重賞　水沢　９３年北日本マイルＣＳ南部杯
　　　　　　　重賞　盛岡　９３年北上川大賞典
　　　　　　　重賞　水沢　９３年桐花賞
　　　　　　　特別　水沢　９４年赤松杯
　　　　　　　重賞　水沢　９４年シアンモア記念
　　　　　　　重賞　水沢　９４年東北サラブレッド大賞典
　　　　　　　重賞　水沢　９４年北日本マイルＣＳ南部杯
　　　　　　　重賞　盛岡　９４年北上川大賞典
　　　　　　　重賞　水沢　９４年中央競馬招待フレンドリーカップ
　　　　　　　重賞　水沢　９４年桐花賞
　　　　　　　特別　盛岡　９５年赤松杯