第17回金蹄賞
第17回金蹄賞〔重賞〕
5月28日(日) 水沢競馬場 10R 10頭 良馬場
アラG1 ダート2000m 右回り 1着賞金1000万円
□結果
順枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
122 サバンナテイオー 小林俊彦 448(+3) 2.12.7 803 1738
211 フレッシュボーイ 千田知幸 490(-3) 2.13.2 2.1/2 48 285
355 イースタンジョージ 小野寺雅彦 464(-3) 2.13.3 1/2 35 325
466 センリホーマー 関本浩司 480(-6) 2.13.3 鼻 34 231
5810 ミスターホンマル 菅原勲 456(-3) 2.13.7 2 17748 2784
678 ピアホルテ 三野宮通 484(±0) 2.14.2 2.1/2 16273 2606
744 サバンナショウリ 菊池武 444(±0) 2.15.3 6 110 505
833 オオウスイセイ 渡辺正彦 478(-2) 2.16.5 6 46 328
977 セントロード 畠山信一 451(±0) 2.17.3 4 856 192
1089 ホクテンオー 小嶋久輝 462(+1) 2.18.7 7 88 104
□払い戻し
単勝 2 3320円
複勝 2 170円
1 660円
5 590円
連勝複式 1−2 24970円
□コメント
日本ダービーの余韻が残る水沢競馬場。そのざわめきが残る中でスタートが切られ
た。ピアホルテが好スタートでまず先頭に立つ。最初の3コーナーあたりから、小嶋
騎乗のホクテンオーが強引にハナを奪い、超ハイペースで逃げる。3馬身離れた2番
手にピアホルテ、3番手に差がなくミスターホンマル。少し切れてサバンナテイオー、
フレッシュボーイ、オオウスイセイ、センリホーマー、イースタンジョージと続き、
サバンナショウリが後ろから2番手、離れたしんがりからセントロードといった順に
スタンド前を通過。2コーナー手前で早くもミスターホンマルが動き、ピアホルテに
並びかける。先頭のホクテンオーは早くもいっぱいとなりズルズル後退。向こう正面、
菅原勲騎乗ミスターホンマルの仕掛けにピアホルテの三野宮騎手も応戦。どんどんペ
ースがあがり、後続を引き離す。3コーナーで異変が起きる。3番手との差がみるみ
ると縮まる。4コーナーではピアホルテ、ミスターホンマル、サバンナテイオーの3
頭がほぼ一団で回り。直線はサバンナテイオーが完全に抜け出す。必死に粘るピアホ
ルテとミスターホンマル。残り50mで後ろにいたフレッシュボーイ、イースタンジ
ョージ、センリホーマーがなだれ込み2〜4着。ピアホルテを徹底的にマークした菅
原勲ではあったが、共倒れとなり卒倒するような結果となった。
勝ったサバンナテイオーは昨年の4歳最強馬で、2強とは3度目の対決で初勝利と
なった。また、兄のサバンナショウリも一昨年勝っており、兄弟制覇となった。小林
義明調教師『追い切りでは思いどおりだったので、いけるかなと思っていた』。小林
俊彦騎手のコメント『馬なりで並んだところでいけると思った。展開に恵まれた。次
回は真価が問われる』といったニュアンスのコメントを某新聞記者経由で頂いた。
確かに今回の結果をそのまま鵜呑みにするわけにはいかないとは誰もが思う事であ
るが、今回のレースは東北アラブチャンピオン(7月9日、新潟)の代表選考も兼ね
ており、代表はほぼサバンナテイオーとフレッシュボーイの2頭に決まるものと思わ
れます。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 サバンナテイオー
性齢 牡5
父 ミスタージョージ
母 ラビットコーラル
母の父 キタノトウザイ
兄 サバンナショウリ
騎手 小林俊彦(一昨年のサバンナショウリに続き2度目)
厩舎 水沢・小林義明
馬主 小野善二
通算戦績 17戦11勝、2着3回、3着3回
主な勝ち鞍 北日本アラブ優駿、日高賞、金蹄賞