第２０回赤松杯　５月８日　水沢競馬場９Ｒ　１９００ｍ
５月８日（日）　サラブレッド古馬Ｇ１　１着賞金５００万円

□結果

順枠馬　馬名　　　　　　　　騎手　　　馬体重　 タイム　着差　 人気
１１１　トウケイニセイ　　　菅原勲　　511(-2)　2.04.2　　　　　 1
２５５　モリユウプリンス　　菊池武　　450(+2)　2.04.5　1.1/2　　3
３４４　グレートホープ　　　千田知幸　510(-1)　2.05.2　4　　　　5
４６６　ユウユウサンボーイ　草地保隆　487(-4)　2.05.9　4　　　　2
５２２　スイフトセイダイ　　小竹清一　550(±0) 2.06.1　3/4　　　6
６７７　トモエサーペン　　　三野宮通　508(-1)　2.07.0　5　　　　4
７８８　アーデルジーク　　　西康志　　448(+2)　2.07.4　2　　　　7
８３３　リーゼンシュラーク　小野寺功　470(+10) 2.10.3　大差　　 8

□払い戻し

　単勝　　　　１　　１４０円
　複勝　　　　１　　１００円
　　　　　　　５　　１３０円
　　　　　　　４　　２２０円
　連勝複式　１−５　３３０円

□レース展開

　強風の中行われた赤松杯。横一線に並んだスタート。まずトウケイニセイが１馬身
のリード。３コーナー手前で今期リーディングトップ三野宮騎手のトモエサーペンが
先頭に立ち、徐々に引き離していく。グレートホープもトウケイニセイをかわして２
番手に上がり、トウケイニセイが３番手。以下、ユウユウサンボーイ、モリユウプリ
ンス、スイフトセイダイ、アーデルジーク、リーゼンシュラークと続き、縦に長い展
開となる。１コーナーあたりからグレートホープが先頭のトモエサーペンに並びかけ、
トウケイニセイも徐々に差をつめていく。モリユウプリンスもユウユウサンボーイを
交わして４番手に進出。向こう正面あたりから各馬が動きだす。先頭はグレートホー
プ。トウケイニセイがトモエサーペンをかわして２番手に進出。モリユウプリンスも
上がってくる。内グレートホープ、外トウケイニセイの態勢で４コーナーをまわり、
モリユウプリンスも例によって外から追い込み態勢。直線は真ん中のトウケイニセイ
が抜け出し、独走態勢。内のグレートホープもよく食い下がるがここまで。外からモ
リユウプリンスがよく追い込んだがやはり届かず、またしても２着。結果的に１〜３
着は桐花賞の再現となった。

　トウケイニセイが今期も好スタートを切り、新３冠ボーナスの第１弾シアンモア記
念に向け視界良好といったところ。父トウケイホープとの親子制覇となった。２着以
下は昨年と同じような勢力分布になりそう。新戦力のユウユウサンボーイやトモエサ
ーペンの参戦は興味をひいたが、トウケイニセイを逆転するほどの力は無さそう。も
はや９歳となった、ＳＧの旧２強。この組み合わせの馬券も今では万馬券。よく走っ
てはいるが、今後の見通しは決して明るくはなさそうである。

□勝ち馬のプロフィール

　馬名　　　　トウケイニセイ
　父　　　　　トウケイホープ
　母　　　　　エースツバキ
　母の父　　　リフォーム
　兄　　　　　トウケイフリート
　性齢　　　　牡８
　騎手　　　　菅原勲
　　　　　　　一昨年に続いて２度目の制覇
　厩舎　　　　盛岡・小西重征
　戦績　　　　２９戦２８勝、２着１回