MY Music Roots

影響を受けた音楽媒体を紹介するとおもしろいんじゃない? とリクエストされたもので‥‥。

ちょっと避けてた話題ではあるのですがね‥‥(笑)

思いのままに書いてます。順番とかまったく意図はありません。

〜気が向いたときに随時更新〜

悪魔が来たりてヘヴィメタる / 聖飢魔II
幸か不幸か不幸か幸か、僕が「ろっくばんど」なるものを聴くキッカケになったアルバムです。
これははじめて自分のオコヅカイで買ったアルバム(あ、教典か)。

これ以前はラジオ少年でした。オールナイトニッポンとか聴いてましたな。
このときすでに「笑えるバンド」指向が強かったわけです(最後のMCとかね)。

また、高い声のハードロックはカッコイイ、と思ったのもこの影響ですね。

最初はTapeで手に入れたのですが、最近CDで買いました。

月光蟲 / 筋肉少女帯
はじめて買ったCDです(笑)。上記聖飢魔IIはTAPEでした。
このCDを聴いてしまったことによって僕はハードロックの泥沼に‥‥(笑)。

聖飢魔IIと筋肉少女帯はファン層がかなりカブっているのですが、
僕も多分にもれず、そのクチです。要は、演奏もキャラクターも強烈な
バンド、というのが好きなんでしょう。

RAM IT DOWN / Judas Priest
Heavy MetalでオススメのCDくれい、とお店の兄ちゃんに言って、勧められて
そのままハマったアルバム。速いだけがメタルではないのだねえ、と認識した。

以後、ヘヴィなリフを弾いては悦に浸る日々がしばらく続く(笑)。

目覚めるまで / VELVET PAW
聖飢魔IIつながりです。ロック鳴缶という深夜番組(デーモン小暮司会)に出演してるのを観て
やられちゃいました(笑)。女性ポップ・プログレバンドとでもいうか、その音楽性が非常に個性的
でした。もちろんボーカルの須賀直美さんの美貌にやられた、というのが本音なんですけど(爆)。

彼女たちの音を聞いて、「ポップなプログレッシブさ」というのを気にするようになりました。

Lean into it / MR.BIG
高校に入って先輩達とバンドを組んだのですが、初日にこのアルバム渡されて「じゃ、よろしく」(笑)。
このアルバムに入っている曲はほとんどカヴァーしましたが、いやはや、そのおかげで上達しましたよ。
ピッキング、つまり右手が鍛えられましたね。
音楽的にはさほど‥‥(笑)。

Tribute -ランディ・ローズに捧ぐ- / Ozzy Ozbourne
これはMR.BIGと平行してカヴァーしてました。
MR.CROWLEYのエンディングで延々アドリブソロを弾くのですが、アドリブでソロというのは
これがはじめてでしたね。で、味をしめた、と(笑)。
ピッキングハーモニクスやくどいほどのFil.(オカズ)を覚えましたですよ。

Japan in motion / Night Ranger
あえて日本公演のビデオクリップ。
ナイトレンジャーからの影響ははかりしれません。僕がアーム中毒になったのも
タッピングマニアになったのも彼らのせいです(笑)。そもそも「Rock in America」をギター
一本でカヴァーしようとしたのが僕のギター人生を大きく狂わせた(?)出来事です。

詠時感 / ASIA
突然古くなりますが(笑)、これは聖飢魔IIつながり。PLUM別冊で「聖魔伝説」という本が
あったのですが、これのインタビューでデーモン氏が推薦してた、ってことで。

ここからジョン・ウェットンつながりでUKとか聴くようになってプログレにはまる、という寸法。

Dreamin' / Prism
これも聖飢魔IIつながり。聖飢魔IIの1st.はPrismの渡辺建氏がプロデュースしていた、
ってことで。さらに和田アキラという名前もギターマガジンでよく目にしていて興味が
湧いてきて、買ってみたら大当たりだった、というもんですね。

ベースという楽器に対していろいろと概念を変えさせたアルバム。
MR.BIGではさほど思わなかったのに。
たぶんMR.BIGは「やりすぎ」なんだろうね。

Slip of the Tongue / Whitesnake
ホワイトスネイクはなにをキッカケに聴いたのか失念。たぶんSTEVE VAIという名前を
探していた過程でみつけたものだと思う。聴いてぶっとんだ。あまりの完璧なギターに
圧倒された。いまでも聴くと自己嫌悪に陥るアルバム(笑)。

青春玉 / 爆風スランプ
これは高校時代先輩のバンドに爆風スランプのコピバンがあったことによる影響。
スピード感のある、歌詞に引き込まれるロック。このバンドでファンキーなノリ、と
いえるものを体感しましたです。あと、スラップベースっていいな、と思ったアルバム。

ピアニストを笑うな / 山下洋輔
これは書籍です。ジャズピアニスト山下洋輔氏のエッセイですね。ジャズのスピリットというか、
フリージャズのココロを知らされた本。この本を読んでアドリブに磨きをかけようと努力しました。

O.F.R. / NITRO
バカテク速弾きギタリスト、マイケルアンジェロ率いるNITROの1st.。まったく理不尽な速弾き(笑)を
はじめ、テクニカルすぎることが笑いにつながるということを認識させてくれた貴重な一枚。

The Outer Mission / 聖飢魔II
ロックというより、フュージョンのテイストが強く残りました。エース清水氏のクリーンなカッティング
が印象的で、これを機にいろいろフュージョン関連を漁ったもんです。

アルスノヴァ・ジンモニア / JINMO
僕のギター人生を完全に狂わせたアルバム(笑)。前述のナイトレンジャーでかなり異端児となって
いた僕が、バンドを省みず無伴奏ギター独奏のプロジェクトへと躍進してしまったキッカケの一枚。
ちょうどギターの表現方法に行き詰まっていたときに聴いてしまったのが悪かった(笑)。
まさに「こ、これやー!!」と叫び、すぐさま完コピ(「雅」という曲)。
タッピングに目覚めたのもここからです。さらにこのアルバムには打ち込み主体の
ギャグ的要素いっぱいのボーカル曲なども収録されており、まさに僕のココロを撃ち抜いた
作品でありました。

ハリケーン・アイズ / ラウドネス
歌メロのバックでタッピングする、ということをS.D.Iという曲のカヴァーをして初めて体験した、という
まあそれだけのことなんですけど。

Images and Words / Dream Theater
それまでプログレッシブロックに抱いていたイメージを良い意味で裏切ってくれたアルバム。
メタルっぽくてカッコイイ。リズム的に変につっこむところもなく、自然な感じ(笑)。

Pull me underという曲のBメロのキーボードのシーケンス的フレーズはギターで弾くと良い練習になりまっせ。

Disturbing the Peace / ALCATRAZZ
Steve Vaiモノ。一曲目のタッピング+Tempo/Panning Delayは完全コピーしましたですよ。
こういうフレーズには食指が動きます。やっぱり目立たないとね(笑)。

Screaming Headless Torsos / Screaming Headless Torsos
HMVのJazzコーナーに「叫ぶ首なし胴体」というバンドが並んでいる。‥‥買っちゃいました(笑)。
ギタリストのデビッド・フュージンスキーはどう考えても変態です。
このノリノリのリズムと変態メロディには思わず意識が遠のきます(笑)。

手数王 〜実践ライブ編〜 / 菅沼孝三
僕は結構教則ビデオを観るのが好きで、それもギター以外の教則ビデオが大好きです。
やはり他の楽器に対する考えかた、取り組みかたを学び、その楽器についての理解を深めることは
実戦での演奏に必ず反映されてくると思っています。専門バカではいかんわけですな。

さて、これは菅沼孝三氏の教則ビデオです。手数王シリーズのうちの3作目だったかな?
もちろんすべておもしろいのですが、退屈なルーディメンツなんかよりはライブ編のほうが
おもしろいぞ、ということで。感想は一言 「このひとも変態です」。

Dreamers Only / PERSONZ
パーソンズで一番有名なアルバムじゃないでしょうか?
ギタリストの本田さんのエフェクトに対する考え、アプローチは勉強になりました。
僕がZOOM社のエフェクトを使い出したのは本田さんとJINMOさんの影響です。

高校生の頃、パーソンズのカヴァーバンドもやってたんですよ(笑)。
ギターはかなり難易度高くアレンジしましたけど(苦笑)。

パーソンズのスタイルはLibertyの楽曲にもかなり影響あたえてます(笑)。
フレーズも結構いただいてたりして‥‥???

Dolls in Action / Princess Princess
直接影響、ってわけじゃないんですが、このアルバム、
結構ラテン色が強いんですね。
「空より海より(プリプリサンバ '91)」とか。

これを聴いて結構ラテン系の楽曲を漁ったり、
トライアングルにはまったり(笑)、その入り口に
なってくれたアルバムですね。

Passion And Warfare / Steve Vai
はい、王道ですね。
誰しもが「おまえ、このアルバム書かなきゃウソだろ」
と思っていたことでしょう(笑)。

コメントはするまでもなく、聴けばわかります(笑)。
ちなみに一曲目がバンド名の由来だという説が‥‥(謎)

Spring Session M / Missing Persons
何かレコーディングした後、基準を設けて
そのミックスを決めるわけですが、このアルバムは
そんなときに基準にすることが多いです。

とても聞きやすくて女性Vo.バンドで他の楽器も
結構あばれたりするスタイルのLibertyにはとても
参考になります。ウォーレン・ククルロのギターも
ひねくれてて大好きです(笑)。

ちなみにドラマーはテリー・ボジオ。
ボーカルは奥さんのデイル・ボジオ。

デイルの衣装はすごかったなあ(笑)。
CD3枚だけ、とか(爆)。

Confessions / Dweezil Zappa
変人、フランクザッパの息子さんです。
変態性はあまり遺伝しないと思われ、非常に聞きやすく、
天然ボケではない計算されたボケが聴けます。(?)
オヤジさんに似ず、ギターはとてもうまいです。
スタイルとしては僕と結構似てるかもしれんですね。
サウンドメイキングも同じような発想で作ってるっぽい。
同業者としては参考にさせていただいてます、って感じ。

Selected / Bondage Fruit
ギタリスト、鬼怒無月(キドナツキ)氏率いる超弩級変態バンド。
これはベスト盤ですが、いやー、ゾクゾクきますね(笑)。

言葉で言い表すのは難しいですが、

「プログレって、ほんっとにいいもんですね〜 (ハルオ風)」

といったところでしょうか。

CD屋には並んでいません。通信販売で入手しませう。

入手はこちらから
http://203.174.72.114/angelo/

Tribute to The King "O. T." / ATOM KiDS
故・手塚治虫氏に捧ぐ、ってことで日本の手塚治虫好きのアーティストが
少年マルスやジャングル大帝などのテーマソングをカヴァーしている
オムニバス盤。

個人的には3曲目の少年ナイフによる「パンク系鉄腕アトム」と
12曲目の筋肉少女帯による「絶叫系海のトリトン」がよい。