が挙げられると思います。つまりはまったく手を離してギターを構えた際にタッピングを行うには不利な角度までヘッドが落ちてしまう、という現象です。
チャップマンスティックの演奏を観た方ならわかると思いますが、タッピングにあたってはギターをかなり立てて演奏するのが理想的です。
スタンリージョーダンは「分枝ストラップ」を用いることでヘッド落ちを防いでいます。
2−1.作成スタート
まず、2つのストラップの役割を決めます。ここでは赤が上側、緑が下側、とします。通常のフォームでのストラップの長さに合わせるのは下側(緑)のほうです。
写真のように上側(赤)を下側のストラップのアジャスト部分に通していきます。
2−2.
こんな感じになります。
2−3.
下側(緑)のほうだけにジムダンロップのロックピンを装着します。
2−4.
完成です。上側(赤)のほうを長くするのが普通だと思います。
3−1.装着
では実際装着してみましょう。まずはリア側。写真をみてわかるように、2重につけるわけです。
3−2.
吊してみました。
裏からみるとこんな感じ。
これにより、体を締め付けることなく、まったく自然にストラップをかけることができます。
3−3.
上側(赤)はこのようにヘッドのペグにでも引っかければOK。
3−4.
実際肩にかけてみるとこんな感じです。
あまり極端に縦にはしていませんがやろうと思えばできますよ。