で、ブラッドギルズの演奏を観てアーム使用にハマった私は、トレモロアームは「固定して使うもの」という認識をはじめっから持ってました。ブラッドギルズはアームバーをある程度固定させて使用していますからね。
私もギターの10年選手になりましたが、トレモロバーは今でも固定させて使っています。よく「なんでブラブラさせないのか」なんて訊かれたりするのでここで固定の有用性についてちょっと述べておきたいなあ、と思います。
2. 微妙な音程差のコントロールがやりやすい
固定されているってことはブリッジとしっかりくっついている、ってことですのでちょっとした力加減がそのまま伝わってくれるわけですね。
3. クリケットがきれい
トレモロバーをはじいて出す「びみょーん」っていう効果ですが、これはトレモロバーを固定していると簡単かつきれいに音が出ます。
4. タッピングした右手でアームをいじることができる。
ポジショニングによってはピックを持ったまま右手中指で弦を押さえたまま右手小指でアームをいじることができます。これはなかなか視覚的にも効果ありますね。LibertyでSky Dancerって曲をライブでやるときにはよくやってますので興味ある人は観にきてね(宣伝)。
5. チューニングが安定する。
意外と無頓着な人が多いですが、アームバーの位置によってチューニングは微妙に変化します。ぶらつかせるとその分チューニングの変移が大きいわけですね。
ねじ込み式のトレモロバーはちょうどいい位置に固定できないかもしれませんが、輪ゴムを細かく切って、つめものするなりして(笑)固定しちゃいましょう。
注)完全に固定するよりは、力を入れれば動く、くらいの感じがいろいろと便利です。
では、健闘を祈ります。