【MIDNIGHT FLIGHT】1984.10.25/NEXUS
1.
T-O-K-Y-O (作詞:西田昌史
/
作曲:石原慎一郎)
2.
MIDNIGHT
FLIGHT (作詞:西田昌史
/
作曲:石原慎一郎)
3.
RADIO
MAGIC (作詞:西田昌史
/
作曲:石原慎一郎)
4.
FAMILY (作詞:西田昌史
/
作曲:石原慎一郎)
5.
ざわめく時へと (作詞:西田昌史
/
作曲:西田昌史)
6.
失われた7224 (作詞:西田昌史
/
作曲:西田昌史)
7.
MONEY (作詞:西田昌史
/
作曲:石原慎一郎)
8.
ただ悲しく (作詞:西田昌史
/ 作曲:西田昌史)
EARTHSHAKERのフルアルバムとしては3作目に当たるこのアルバムは,前作「FUGITIVE」の完成度の高さをそのまま継承しており,メロディアス・ハードの世界を充分に堪能させてくれる一枚である.
収録曲もドラマチックな雰囲気を持つオープニングナンバー「T-O-K-Y-O」,メロディの美しさを存分に生かした「Midnight
Flight」,「ざわめく時へと」,アルバム中最もキャッチーで,抜けの良いロックナンバー「Radio
Magic」,詞・曲ともに哀感漂うバラード「ただ悲しく」など,珠玉のナンバーが揃っている.
前作「FUGITIVE」が非常に完成度が高かっただけに,本作もかなりのプレッシャーの中でのレコーディングになったのでは?と思われるが,見事にそれを克服した作品に仕上がっている.この作品で前作「FUGITIVE」がフロックでは無かったことが証明された.
(DT:1997.02.05)
前作からわずか半年でこのアルバムである。スタッフもスタジオもほとんど「FUGITIVE」と同じだったとは言え、決して粗製乱造に陥ることなくこの作品のリリース。その早さは驚嘆に値する。過密なライブスケジュールの合間を縫ってのレコーディングとは思えない出来栄えだ。しかもMARCYのボーカルはおろか、SHARAのギターまでもがほとんど一発録りだったというから、楽曲のすべてが生き生きと響いてくるのも頷ける。
Posted: Thu - October 25, 1984 at 05:22 PM