第9回DTT大阪セッションレポート

文:岡部@ベース

セッションレポというよりもただの駄文になりそうですが、なんなりと感想を書いてみます。 そういえばセッションレポートを最後に書いたのは4年前の東京セッションだったか。 確か打ち上げ後、歌舞伎町(だったかな?)のマクドで朝まで過ごしてた時に、 かしらから「レポ書くように」と宿題を出され、あれこれ書いた記憶が残ってる。 しかし、どんな事を書いたのかはさっぱり忘却の彼方へ。

そして時は流れ2004年12月12日、今日もいろんな人と音楽を楽しめる事に感謝しつつ(しかし頭の中は「やばいな〜」という思いが9割)スタジオへ。 TAKさんがギター陣を集めて打ち合わせする姿に「ああ、僕もパートリーダーだったな。」と実感しつつも、 忘れないうちにkeyぼうず君にビリー・シーンのビデオ渡して(いらないから結局あげた)、 初参加のひさしさんに挨拶。RBX-JM2ってデザインは好きじゃないけど、RBX-JMより格段に弾きやすくなってますよね。 そんなこんなで開始が5分早まって焦ったが、なんとかベース陣もセッティング完了。

今回はきどやんさんが進行してくれたけど、次回はともPさんにうぐいす嬢の如く進行してもらいたいものです。 そういえば以前、篠原さんたちとイベントでYTSE JAMを演奏した時、ブレイクに入ったところで司会のお姉さんに「はい。ありがとうございました〜」って言われたのを何故か急に思い出しました。

ああ、話がそれた。

そうそう、よく「何故座って弾くのか?」と質問されるので、ここらで回答を。
1.しんどいから。
2.安定するから。
3.最も尊敬するアンソニー・ジャクソン御大のマネ。
以上です。

ああ、また話がそれた・・・では本編へ。

Overture1928〜Strange DeJa Vu〜Pull Me Under
お決まりの曲から演奏スタート。ベーシストゆえ、まずは同業者の演奏をじっくり見たいと思ってたので、 ひさしさんばっかり見てました。ああ、背が高くていいですね。僕だって小学生の高学年までは後ろの方に並んで・・・じゃなくて、バンド慣れ(って言うのか?)してる方だなと思いました。 バンドに溶け込みつつも自分の個性を出してる所が印象的でした。 ピッキングはビリー・シーンのようなフォームで、マイアングのように叩きつける感じでしょうか。 僕とは正反対のスタイルですね。いろんな人の演奏を観れるのはセッションの醍醐味の一つです。 あと、ノってる様がなんとなく、みなみさんとだぶって見えました。

As I Am
6弦をBからCにする変則チューニングなので、練習するのが億劫な曲です。 イントロのハーモニクスが上手く決まるとポイントアップなので、りっち〜さん頑張って下さい。 ひろさんは3月のセッションで休憩時間にメトポリやった時に「安定してるし合わせやすいし凄いな」と思ってましたが、やっぱり凄いです。

A Fortune In Lies
みなみさんの代打で登場したわけですが、実は大学2回生の時(8年ぐらい前かな)にやった事あるんですよね。 しかしながらダッダダダ、ダッ、ダダダっていう所以外は完全に忘れてたので、ほとんど1からコピーしなおしです。 マイアングはイントロでタッピングやってましたが、特に必要なさそうなので省略。 結構練習してたのにイントロで拍を取り違えて自滅。Blkdogさんにもご迷惑おかけしたのでは・・・平謝りです。 関係ないですが、8月頃までブルドッグさんだと思ってた事を白状します。重ねてお詫び申し上げます。 とにかく、だんぺいさんがちゃんと演奏してたおかげで復帰できて助かりました。 あおいさんは綺麗な声ですね。1度セッションでアイオナやってみたいと思ってるので、その時は是非歌って貰いたいものです。 そして某掲示板でフルートを吹けると知りましたが本当でしょうか?KENSOもやりたいので、是非演奏して貰いたいものです。

Just A Little
オフィシャルサイトのmp3聞いた時から難しい曲やな〜と思ってましたが、やっぱり難しい曲ですね。 しかしトライアルする価値のある曲だと思います。 僕もちょっと手を出してみましたが、半音下げにしないとダメだとわかった時点でやめました。

Metropolis Part1
曲は複雑だけど、実はベースはむちゃくちゃ難しい事はなく、しかもタッピングがソロも含めて3個所あって目立つし、 和音にハーモニクスにと、なかなかオイシイ曲です。 しかし、ソロ以外のタッピングをミスってしまった・・・今までなかった事なので屈辱。やっぱDTはナメたらダメです。 Randy君はトラぶってるようだったし、最後のユニゾンはグチャグチャになったし、またリベンジしたいです。 今回Joyさんとは2回目の共演でしょうか。ツッタン、ツッタンってリズムになると、急に早くなるところにメタラーの血を感じました。 keyぼうず君は独特のフレージングがいいです。

Hollow Yearsも見てたのですが、いまいち覚えてませんでした。すみません。 で、どうも頭クラクラしてきたので、外に避難してました。 ヴェダ君に「最近何聞いてますか?」と聞かれ即答できず。雑食なんですみません。 最近は『もじぴったん』のmp3ダウンロードして聞いています。 あ、Mats/Morganの『On Air With Guest』はHMVのサイトで買えますので是非。

The Glass Prison〜This Dying Soul
DTT大阪掲示板に宣言してたとおり、半分もコピーできてませんでした。06:30まではなんとか覚えたのですが、その後が間に合わず。 Randy君の手元を見ながら適当に誤魔化すのに精一杯。いつの日か仕込んでリベンジしたいと思います。 対照的にカトちゃんのDying Soulはよかったですね〜。欲を言うならイントロのタッピングハーモニクスを見たかったです。 僕のベースで演奏したわけですが、すぐに弾きこなしてしまう適応力の高さにあっぱれです。 そして2曲終わった後のひろさんの笑顔が爽快でした。

ここでまた外に。どうも中の暑さに対応できずにクラクラします。 外ではひさしさんが僕のベース弾いてたのですが、やっぱりピッキングが強い!あの広い空間で生音が聞こえるなんて。 TAKさんにもベース弾いてもらいましたが、スラップ上手い!しかも3フィンガー。 HAMANさんもベース弾く時は3フィンガーだとか。ギターもベースも弾けるなんて羨ましい限りです。 そんなこんなと談笑してると大学時代のクラブの後輩に遭遇。まさかこんな所で出会うとは。世間は狭い。

Vacant〜Stream Of Consciousness
最初は演奏したいなと思ってましたが、先月の名古屋で演奏したからEVEちゃんに譲ろうと思って辞退しました。 久々に彼女の演奏を見ましたが、以前の自信なさそうな感じがなくて成長したな〜と思いました。素晴らしいです。 やっぱり基礎練習は大切ですね。

A Change Of Seasons
自分の演奏の出来は悪かったですが、ネタができたので、それで十分です。 Joyさんに「ソロをスーパーマリオの地下の面の音楽でやりたいんですけど」と持ちかけたのがセッションの1週間ぐらい前だったかな。 快くOKしていただいたので、打ち合わせ用にサンプル音源を作成せねばと思い、 『Live Scenes From New York』のベースソロをファミコンのスーパーマリオの地下の面の音楽に差し替えたものを作成。 後にJoyさんの意見からドラムの入ってるスーパーマリオコレクションのバージョンに置き換えたりして結局3パターン作成。 Ice君に「ベースの練習してください」と突っ込まれつつ、こんな事やってました。 演奏してる時は一生懸命だったので反応を確かめる余裕がありませんでしたが、 後で聞くと思ってたよりもウケてたのでよかったよかった。 さて次のネタは何にしようかな。

Erotomania〜Voices
僕はミスしないようにと緊張してましたが、 コテさんの楽しそうな雰囲気が伝わって来てちょっと緊張がほぐれました。 おかげで全体的にまとまったような気がしました。

Take The Time
ひさしさんとHAMANさんが両脇にいると壮観です。 見た目でも、もっともバンドらしいメンバーだなぁと思いました。

Another Day
とにかく間違えないように・・・そればっかり考えてたら終わってしまいました。 どんなだったか聞いてみたい。 あきらさんのドラムも合わせやすくていいです。 kei君がバスドラ大臣と言ってましたが、今回納得しました。

Metropolis Part1(2回目)
DTの曲を演奏してるのにステージに人が少ないと不思議な感じです。 HAMANさんのギター・ボーカルは今回のMVPモノでしょう。 出来る人は何でもできるんだなぁと感心しました。 以前観たキング・クリムゾンのビデオで、エイドリアン・ブリューが変なアルペジオ弾きながら歌ってたのを思い出しました。 りっち〜さんの演奏は僕とは違う点が多いので「そうきたか〜」ってな感じで興味深く観させてもらいました。 DTの曲(特に昔の)はベースが聞こえ難いため、人によって全然解釈が違うので、そこも楽しみの一つです。

一旦外で休憩。

Trial Of Tears
これもみなみさんの代打。こちらは全く手をつけた事がなかったのですが、 完コピしてないものの、ヘンテコなフレーズが無いおかげで、さくっとコピーできました。 大曲の割に地味でベースが主体というDTにしては珍しい曲ですが、 その分ごまかしがきかないので、とてもやりがいがありました。 だんぺいさんにいかに合わせて屋台骨を支えるかって所に集中してましたが、 keyぼうず君と同じく今回のトライアルで一番楽しめました。 終わってからTAKさんに完璧だったと言われて嬉しかったのですが、 TAKさんの演奏の方が十分凄いです。 今度なにかご一緒してくださいね。

Under A Glass Moon
メンバーからして演奏力の高さがわかりますね。 というわけでボーっとしてたら終わってしまいました。

ここでまた外へ。すみっちさん、あきらさんと談笑。 ドラクエとか家とか子供とか武道館DVDとか・・・。

Learning To Live(2回目)
みなみさんのバンドメンバーだけあって演奏はこなれてましたね。 終わった後のみなみさんの表情がやり尽くしたって感じだったのが印象的でした。

夕食は家で食べると嫁に約束してたので、 打ち上げに行けなかったのは残念ですが、 またいつか参加できた時は宜しくお願いします。

すでにあんな曲こんな曲一緒にやりましょうと言ってもらってるので、 次に参加できるのはいつになるかわかりませんが楽しみです。 楽器は全然違うけどバニラムードもトライアルしたいですね〜。 バイオリンをギター、チェロをベースにするといけるのかなど妄想してると止まらないので、この辺で失礼します。

長文・駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

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