第4回大阪セッションレポート


今回初めてレポートを担当させていただく谷川です。
私自身、Dr担当であることからやはりドラマーから聴いた、見た感想となることを予めご了承願います。 また、筆者の性格上少々硬い文章となることもお含みおき下さい。


1 Metropolis Part 1

もはや定番となったこの曲、毎回セッションで演奏されるているので、なんか簡単に聞こえてくる、、全然難しいんだけどね。
真中のキメの後のブレイクもバッチリでした、これが合うとさぶいぼ(いい意味ですよ)なんです。  すみっちさんのGの音が綺麗でした、TOMOKOさんはもう余裕って感じです、わったんやっぱ一曲目でリキんでたかな?

2 Another Day
初参加のミホさん登場!!ちょっと緊張されていたような印象でした。  となりのきどやんのあたたかい眼差しとサポートが眩しいね!! さながにみなみさんのBaはここではおとなしいです、いや、後で覚悟しとけ!という意味か? それとも5弦を使用されていたからでしょうか?いやいや音楽を解ってらっしゃるからです。(どうしてもあのバキバキのイメージが強いので、、)  すみっちさんのGソロもタメのきいた気持ちいい演奏でした。

3 Under A Glass Moon
用意しました、このために、持ってきました、タンバリン!! 使ってやって下さいわったん!! スネアの音量を気にしてるみたいですが全然いけてますよ。 途中のキメもバッチリでした。

4 Caught In A Web

私の好きな曲、だって7弦だしツーバス全開だし、低音成分が多いから気持ちいいんですよ。用意しましたタンバリン、使ってやって下さい、あきらさん、手巻きで、、、(なんのこっちゃ)

5 Addicted To That Rush

Mr.Bigです、解散してしまいました。
ドラムは3点セットでできるんですが、ハイハットがムズイです、ガンバレあきらさん!!
おぉ、イントロが完璧ではないですか!!みなみさんのBaがエグイです。(ついに本性をあらわしたな!)最後のやよいさんの(なんて言うてるんですかね?あれ)掛け声がはまらなかったのがちょっと残念でした。(次はSHYBOY私にやらせてぇぇぇ)

6 Take Cover
続いてまたまたMr.Bigです。
ドラムがまたムズイんです、多点セットを使っている私ですがやはり基本は3点だと思います。
(ハット、キック、スネア)この曲のフロアとキックでパラディドルを用いたパターン
は某ドラムマガジンにもよく載ってます、又最初から最後までずっと同じことばっかりなんで曲に抑揚をつけるのが難しいんですよねぇ、、、  それはともかくこの曲の天童さんには感動しました、素晴らしいですね、何がどう?ってごちゃごちゃ言いません、とにかくはまっててかっちょいいです、最後は一緒に歌ってしまいました。

7 Learning To Live

これがまた難曲なんだ!!そして又感動です、きどやんのVoに!!ほんまに風邪ひいてんの?のびるのびるどこまでも声が! さらにNY.Verだ、レゲエソロがあるじょーん!! ボンゴパートはスタジオのスネアを利用して乱入です。

8 Universal Mind

今日初めて叩きます、なんかリズムがうわずっている、緊張しているのか俺?
カンニングペーパー見ながらでも全然ダメだった、後半すみっちさんのGが聞こえなくなってしまった、いや聞けなかったのです余裕がなくて、、私が悪いんです、ごめんなさい。
和室で篠原さん岡部君とやった時は完璧だったのにぃ、、なんとか終わったって感じ。
次もやりたいです、ついでにBiaxdentも。

9 RED

これもいきなりコケた、イントロの拍数がやりにくいです、変拍子とか難しいオカズとか音数とかないんですけど、音符は埋めるより抜くほうが難しいです。 リズムの真髄は音符と音符の間にあると思います。 ベースソロの後は入るとこがわからんかったので強引に「ワン、ツー!」ってやっちゃいました、岡部君は解ってたと思うけど合わせてくれたTOMOKOさんにかんしゃかんしゃ!!

S.F.A.Mが発売されて間もなくDTTで完全再現したいと思い岐阜でのセッションの際も真っ先に提案したのは確か私だったと思う。(まぁ、私が提案しなくとも誰かが提案したでしょう)
その岐阜のセッションは諸事情により参加を断念せざるを得なかったのだが、ついにその完全再現を今日ここ大阪で体験できる事となった。

第一幕
Regression〜Through Her Eyes
ウクレレで始まった一曲目、さすがにほのぼのとした感じだがこれから始まる超絶難解爆音の宴のことを考えればOpeningにはふさわしいものだ。 

 つづくOverture 1928のイントロの篠原さんのKeyの音が放たれた瞬間、今DTT大阪版S.F.A.Mがついに始まったと改めて実感し感動した。

メンバー全員淡々と演奏を続けなんなくStrage DeJa Vuへと続いていく、、、
 天童さんの再登場だ、丁寧に歌う天童さんにまたも感動する、高音のとこがしんどそうな表情だがその歌声からは全然ストレスは感じられない。

 そしてVoはきどやんタッチしてThrogh My Words〜Fatal Tragedyへ、そんなにVoははりきるとこはないのだがこれまた高音ののびが素晴らしい、そのまま後半の伸び縮みセクションへ続いていく、ここはDrが肝心だ、私はこのセクションを演奏するときクローズドハットとメインのハットをコードの変化に合わせて使い分けている、そうすると数えやすく、間違いも少ない。

あきらさんにもそう言っとけばよかったかなぁ、と思ったのだがそんな心配をよそに演奏は淡々と続けられていく。

 ひろきさんの早弾きにはいつも恐れ入る、だがいつも何かに追われているかのように、どこか焦っているような感じがします、何を焦っているのでしょうか?めっちゃくっちゃ指は動いていますよ!!続くBeyond This Lifeのソロもどこかそんな感じがしましたが、最後のKeyとのユニゾンが完璧だったので、気持ち良かったです。

そしてそのままアドリブソロへ、もうやよいさんとNAOKIさんのデュオですね!   あっ、篠原さんもいた(失礼) 二人の世界に聴きふけっていたら、続くThrogh Her Eyes のKeyの打ち込みがされていないことを知らされ、慌ててスティックを持ちました。(何やってんねん、俺!!)

少し流れが途切れてしまいましたが後半からDrがフェードインしてきて盛り上がります!!ここもアドリブのような感じなのでアイコンタクトでてきとーに終わりました。

第二幕
Home〜Fainally Free

前からいつも言おうと思ってたんだけどいつも演奏が始まってから思い出す事ってよくありますよねぇ、、(よくバンドでメンバーに曲のある部分で注文があって、その部分にくると、あぁ始まる前に言っておくんだった、と思いつつ、曲が終わると忘れ、また次の日、その曲のその部分にくると、あぁ言うの忘れてた、と思う事、ありませんか?) とにかく言おうと思ってたことはイントロのGとKeyの入りをカウントを合わせてやってほしかったんです。

よくメロ屋はリズムが苦手、リズム屋はメロとかコードが苦手(そうでない人はすいません)でメロ屋はリズミックに、リズム屋はメロディックにやったら、ええ感じになると東原力哉が言っていたのをなぜか思い出しました。

 さておきこの曲ではコーラスに挑戦しました、マイクがLiveでやってるやつです。ちゃんと歌詞もコピーしてコーラスのとこもラインで解りやすくしました、でも全部できませんでした、やはりDrとコーラスの両立は難しいです。(仕事と趣味の両立が難しいように、、家庭とバンドの両立が難しいように、、彼女の相手とバンドの両立が、、もうええっちゅうねん、、)きどやんのVoの邪魔になっていなければよかったのですが、、(と言っても太刀打ちできる声量なんてないのですが、)

そして、できたらHomeから続けてほしかったThe Dance Of Eternity(ドラマーはそのつもりだったんですけど、まぁ、いいや、、) 毎回回数を重ねるごとに良くなっていくのがすごくわかります、みなみさんのソロもピックで弾くという離れ業です(普段私は指弾きのベーシストしかやってないので特に新鮮に見えました!)

そしてユニゾンの後のブレイクもばっちりで思わず「おおっー」と唸ってしまいました。最後のキメで全員で到達する瞬間がくると何だか清々しい気分です。

 その次がOne Last Timeです、特に演奏部分でややこしいとこはないのでVoが歌いやすいように心がけました、イントロの片手シンバルミュートは失敗すると爪の間にシンバルがめり込んで血が出ます、ひろきさんとのユニゾンが気持ちいいです。最後のとこは天童さんとアイコンタクトで息を合わせて、、、っと。

そのままThe Spirit Carries On に続けます、今回はドラム入るとこ間違えませんでした、(もうこれ以上コケることはできません。) エンディングのNAOKIさんの泣きが心に染みるぅ、、、

ついに最後のFinally FreeへVoが戻ってくるとこのリズムチェンジがちょっと危うい感じでしたがなんとかごまかしました(ここでコケるわけにはいきません) 最後のパートはドラムがクレイジーになっていきますが、篠原さんが爆発音をやってくれたので頭がわかりやすかったです、かんしゃかんしゃ、(しかしここをアドリブで押し通すには引き出しが少なすぎる私でした。) 

 中途半端な終わり方(Live版どおり)でSEもなかったんですが、篠原さんのネタがあるのを知ってたのでそのままじっとしていました、思惑通りみんなにウケてました、あぁやっとS.F.A.Mが通せた!! と同時に私の出番も終わりました、後半は3曲続けてできたのでけっこう叩いたっていう感じで満足しました。(あきらさんお疲れさんでした、あなたとともにS.F.A.Mができて良かったです、ドラムパートも上手く割り振りしていただいてかんしゃ、かんしゃです、でも次は途中まで仕込んでいたD.O.E.を最後まで仕込んできますので是非私にもやらせてちょーだいね)

23 Anything For You
Mr.Bigなんですねぇ、この曲は知りませんでした、けどやよいさんのVoが特に良かったです。

24 Battery
是非ともやってほしかった、、今度はDamage Incをやらせて下さい(叩けるんか、俺?)

25 Moving
ろらんちゃんの登場です、せっかく岐阜から来てくれたんだから是非ともその歌声をみんなに披露するべきです、うまいのは知ってます。(いつか言うてた天城越えはどうなったんでしょう?いつでも叩きますよ)

26 Unfinished〜Allegro〜Carry On

曲は知りませんでしたがなんだか圧倒されました、あきらさんの怒涛のツーバス、きどやんのパワフルなVo、、全員が一丸となって突進してくるような感じです。(そう言えば昔はこういうタイコをよく聴いたなぁ、、、ハロウィン、アンスラックス、etc、、、やっぱこういうの聴くとメタル魂が燃えるねぇ、、)

27 The Rose
いいですね、やっぱこういう曲もないと、ずっーと激しいのばっかだと聴くほうも疲れてくる。
それにセッション全体としてもソフトなとこがあるから激しいとこが生きるというもんです。
(セットリストを考えてくれたみなみさん、あきらさんにかんしゃ、かんしゃ、、)
次はできたらアコースティックピアノと生Voでやって下さい、もっとみんなひき込まれると思いますよ。

28 Take The Time
この曲も毎回セッションで聴いているので、簡単に聴こえてきます、全然難しいんだけどね。
エンディングのGソロですみっちさんが「もうええ、、」っ言うてるのを見てしまった、、こういうとこはやはりDrに主導権がありますね、そうです、わったんが納得するまで終わりません、いいぞ、わったん!!叩きまくれぇ!!

29 A Change Of Seasons

そして今回のセッションを締めくくるにふさわしいナンバー!!この曲のVoって結構難しいんですよ、実は、歌ってみたらわかります、(って歌ったことあんかい?)変拍子の連続、よく歌えるよなぁきどやん。そしてインストパートのソロ回しも完璧!!全員息を呑む演奏でした。(やっぱりマイクがやってるコーラスのとこは歌いたかったなぁ、、、ってその前に叩けっちゅうねん、俺)

30 Under A Glass Moon

楽器持参でDTTを見学に来て今だ一曲も演奏せずに帰ったやつを私は聞いたことがない。
ペトルーシモデルを携えたかなり男前のRANDY君。ギターの腕前もかなりおっとこまえです。
かなり細かい(というか完コピに近い状態)とこまでちゃんと演奏してはりました。
次回は7弦の曲で是非ともお手合わせ願いたいものです。(Acid Rain,The Mirror等で)


実は大阪にいて今回で2回目のセッション参加だった私です。
やはり完璧主義が強い性格なのか、どうしても消化不良(個人的に納得いかない演奏、又は仕込み状態)で終わる事が我慢できないのです。でもやはりセッションはセッションで割りきって、どんどん参加して楽しんで、ある意味自分をさらけだしたほうがいいですね、それがやはり自分の度胸試しということにもつながりますし。(最後まで硬くてすんません)

最後に今回のセッションを仕切ってくださった(アンケート、リスト集計、スタジオ段取り、セットリスト、タイムテーブル作成等、、) みなみさん、あきらさんに感謝の気持ちを込めてはくしゅ!!はくしゅ!!!