The Early Years

Goin' Down Slow
Poncho's Lament
I'm Your Late Night Evening
Had Me A Girl
Ice Cream Man
Rockin' Chair
Virginia Avenue
Midnight Lullaby
When You Ain't Got Nobody
Little Trip to Heaven (On the Wings of your Love)
Frank's Song
Look's Like I'm Up Shit Creek Again
So Long I'll See Ya



デビュー前夜の1971年7月〜12月にかけて、トムは、ロサンゼルスで30程の自作曲のレコーディングを行い、ハーブ・コーエンは、そこから作られたデモ・テープで、レコード・レーベルや多くのアーティストにトムを売り込んだ。
元々はリリースする予定の無い、2トラックのデモ・レコーディングであったこれ等の曲から、いくつかを編集してリリースしたのが、本作(1991年)と、本作に続く"The Early Years Vol.2"。
プロデューサーは、ロバート・ダフィ、エンジニアは、ロバート・デマーズ、リマスタリング・アシスタントは、ケン・ペリー。
基本的に、ギターかピアノの弾き語りで、ファースト・アルバム"Closing Time"に収録された4曲"Ice Cream Man","Virginia Avenue ","Midnight Lullaby ","Little Trip to Heaven (On the Wings of your Love) "の初期のテイクも収録されている。

コーエンは、自身のレコード会社でトムの作品を制作するのではなく、出版だけを手がけようと考えていた。
そんな時、コーエンと同様、トラバドゥールで歌うトムに興味を持った人物がいた。
それが、当時アサイラム・レコードの経営を任されていたデイヴィッド・ゲフィンである。
トムに可能性を感じたゲフィンは、ステージを終えたトムに契約を持ちかけた。
その後、コーエンとの交渉の結果、1972年、トムは、アサイラム・レコードと契約を結ぶことになる。


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