SONS OF ALL PUSSYS

いちばんロックを貫いていて、男の友情って感じのするバンド。旧友のSAKURAとまた
いっしょにバンドをやるって事実を聞いたときはすごく嬉しかった。変わらない空気が
ホントにうれしい。

Kenちゃんがボーカルっていうスタイルに最初はやっぱり慣れなくて違和感があった。
聞き込んでいくうちにその違和感は払拭されて、今はかっこいいと思う。
あまり好みの音というわけではないけどその世界観は好き。ライブハウスがよく
似合うバンドで本当に楽しそうにライブをやってる気がする。ギター小僧の笑顔で。

下ネタとかしょーもないんだけど大好きなんだ!ってものがたる表情がすごく好き。
子供のような純粋さで音楽を文字通り楽しんでるのがひしひしと伝わってくる。


見た目クールに、触れればとんでもなく熱い。


エモーショナルなシャウトを聞くとひとたび聞けばいやがおうにもテンションが
上がっていく。初期のラルクっぽさを含みつつも新しく楽しい。おバカな曲だって
ライブでは最高!あの一体感がすごくすごく楽しくてイヤなことも吹き飛ばしてくれる。
彼らのパワーに少しだけ押されてしまうときもあるけれど。


ソロとラルクは絶対的に違う。手扇子禁止的なムードの中で何をすればいいのか
わからずとまどって、ノリきれていない人も少なからず存在するラルクのライブ。
手扇子だってやっている人はまだいっぱいいる(否定はしないが)多分kenちゃんも
窮屈さを感じていたんだと思う。自分の客がフィストバンキング?をやっていたのを
見て嬉しかった、と雑誌のインタビューで答えていた。まぁ、フィストバンキングが
どんなものなのか私はイマイチよくわからないのだが。ヘドバンみたいなもん?


既存のワクなど存在しない、しなやかさをもったバンド。