HISASHI,on Guitar
飾りギターとも言えるような独創的なフレーズが印象的。
綺麗なメロディラインも入れるし割と幅が広い。本人は
バッキングギターが好きみたいですけど。
周りとの距離を測るのが上手いと思う。近すぎず遠すぎずというか
深く立ち入らない。客観的でいられるから自分たちのすることへの
評価も厳しくできる。GLAYのマニアックな部分は彼によるところが
大きいと思う。パンクのノイジーさとかスピリットを上手く取り入れてる。
そんな気がした。(パンクはそこまで詳しくないし)
打ち込みと生音の融合、彼の創る曲には顕著に見られる傾向だと思う。
自分の世界を突き詰めてはいるけどそこにGLAYという文字を
忘れていないキャッチーなメロディ。すごくマニアックなんだけど
聞きやすいからすっと入れる。コンピューターというデジタルな
ものを上手く使っていてこの人の才能を感じた。
リリックだって訳のわからないものが多々ある。surf riderは
理解不能。機械文字なんかわからん。それでも認めさせるような
凄さがあるのだけれど。
コンピューターとか詳しくて秋葉原は彼の庭のような物らしい。
ガンダムとかオタクっぽい片鱗をみせつつもかっこいい。
たまにみせる笑顔がとんでもなくキュートだったり、なにげ
TAKURO氏を凌ぐほど面白かったり掴めない人。
ギターは素人だから技術云々はわからないけど独特で確固された
世界を持ってる。たまに、ホントたまにだけどTERUという
ボーカリストを心から好きなんだなって思わせてくれる発言があったり、
こちらが欲しい言葉をくれるひとだと思う。さりげなく優しい人。
弱音を簡単に漏らさない強さ、これについては彼に頭があがらない。
本当に強いひとなんだって思う。弱さを見せないでいられる精神力
とかあたしにはないものだから。
最初見たときはメイクばりばりで、ビジュアル系です!って感じが駄目だった。
恐そうだったし。しかも変な音してるなぁとすら思ってたしね。
発言も独特すぎて理解出来なかった。変わった人ってイメージが強すぎて
ギャップについていけなかったな。つくづく不思議な人。
彼に惹かれてやまないのは見ただけではわからないギャップなのかも
知れない。百聞は一見にしかずとはまさにこの事なり。