93年に高校の友人たちとセント・ルナティクスを結成、96年に自主制作で発表した「Gimme What Ya Got」がローカル・ヒットとなります。ネリーの歌うようなスピリチュアルなフロウのポピュラリティの高さを見込んだ<ユニヴァーサル>が、グループの契約と各メンバーのソロ契約を同時に結んでネリーを獲得。00年発表のデビュー曲「Country Grammar」で早くも人気に火がつきました。続いて発表した同名のデビュー作はアルバム・チャートで7週間1位を記録するモンスター・ヒットとなり(最終的には全世界で1000万枚を超えるセールスをあげました)、押しも押されもせぬスーパースターとなり、それまでのヒップホップ・シーンではまったく話題の無かったセントルイスを一気に有名にしました。翌01年はセント・ルナティクスのアルバム『Free City』を発表。またサントラ『Training Day』に参加すると共に、自身のマネージメント会社所属のキング・ジェイコブ＆プロフェッサーも参加させた。02年には待望のセカンド『Nellyville』を発表、ネプチューンズがプロデュースした先行シングル「Hot In Herre」ともども、またして大ヒットとなりました。