ヒューストンのグループです。86年に結成されたGetto Boysの当時のメンバーはレディ・レッドを残して脱退し、88年にスカーフェイス、ウィリー・D、ジャマイカ出身のウィック・ビルという面々が加入しGeto Goysになりましたが、間もなくレディも脱退します。西海岸のギャングスタ・ラップの典型的なトラックとラップながら彼らの世界観はオリジナリティーの高いものとなっています。恋人に目を撃たれたブシュウィックを他の二人が救命病棟へと担ぎ込んでるジャケットを使用した『We Can't Be Stopped』を91年にリリースし、その中の収録「Mind Playing Tricks On Me」はクラシックとなっています。93年頃からは各々のソロ活動が活発化します。ウィックリー・Dが脱退し、替りにビッグ・マイクが加入し『Till Death Do Us Part』を発表し、94年に解散します。96年にウィリーも戻っての復活作『The Resurrection』をリリースします。98年にはブッシュウィックの穴をDMGが埋めて『Da Good Da Bad & Da Ugly』を発表しました。