ブルックリン出身でエンジニアの勉強をしていたバタフライが、メリーランドのレディバグ、フィラデルフィア出身のドゥードゥルバグと出会い90年代初頭に結成されたグループです。ジャズを基調にしたサウンドと知的なリリックが特徴のデビュー・シングル「Rebirth Of Slick」を92年にリリースし、ニュー・スクール全盛期に大きな衝撃を与えます。翌年のアルバム『Reachin'』はグラミー賞を受賞します。セカンド『Blowout Comb』も良盤ではあったがその後は沈黙します。バタフライとドゥードゥルバグは名前を変えて「カウンターフロウ」から実験的な作品をリリースしています。