オハイオ州のクリーヴランドにて93年に結成されたグループ。メンバーはレイジー・ボーン、ビジー・ボーン、ウィッシュ・ボーン、クレイジー・ボーン、サブメンバーとしてレイジーの兄であるフレッシュ・ボーンがいます。イージー・Eに売り込み「ルースレス」と契約をします。94年に『Creepin on ah Come Up』をEP盤で発表します。中でも「Thugish Rug-gish Bone」「For Tha Love Of $」が大ヒットします。翌年の95年、デビュー・フルアルバムの『E 1999 Eternal』を発表します。このアルバムも大ヒットします。この中でも同年3月に亡くなったイージー・Eへの追悼曲「Cross-roads」は高い人気を得ます。97年に発表した『The Art of War』はラップ、トラック共に更に進化した彼らの2枚組みです。この頃からイージー・E亡き「ルースレス」とは不仲となりつつあり、メンバーのソロ活動やファミリーアルバム『Mo Thugs』をシリーズ化しその制作に力を入れ始めます。その後も「ルースレス」との関係を保ちながらアルバムを00年に『BTNHRESUR-RECTION』、02年に『Thug World Order』をリリースします。03年に「ルースレス」からついに脱退します。歌のようにラップにメロディーを付けてハモリながら行うスタイルが彼らの特徴です。