DJの歴史
ヒップホップにおける一般的な見解としてのDJとは「Disc Jockey」の略です。ヒップホップのルーツはこのDJであると言われています。貧困な黒人たちはレコードを聴く機材が無いために、野外でブロックパーティーを行い、みんなでレコードを持ち寄っていました。
当時は一枚ずつかけるのが普通でしたが、レコードを2枚を使用し、フック(サビ)の部分を繰り返しプレイするDJing(ディージング)を発明した人物がクール・ハークだと言われています。彼はDJ(ジャマイカではセレクター)としての歴史が長いジャマイカ移民であり、そのDJスタイルをアメリカに持ち込んだといわれています。
クール・ハークのプレイに影響を受けたグランドマスター・フラッシュが2つの曲をミックスするという技術とスクラッチの前身である"Rubbing"を実践します。スクラッチの発見者はグランドウィザード・セオドアだといわれています。
彼は逆回転サウンドをパーカッションとした人物でもあります。彼らの活躍は現在のDJの発展・技術のみならずヒップホップに多大な影響を与え、彼ら無しでは現在のヒップホップは無かったとも言われています。
TOPへ戻る