JAPANEASE【さ行】
名前
shingO2
読み
シンゴツー
本名
安念 信吾
出身
東京
東京生まれ、タンザニア、イギリス、日本、アメリカ育ちのラッパーで、ベクトルオメガ名義でトラックメーカーもこなす人物です。また、テラコッタ・トゥループ・インターグラウンドやドック・マックス、フリーランサーズ・ユナイテッドといったグループなどにも参加しています。当初はラップを志てはいなかったのですが、カリフォルニア大学バークレー校時代に、寮でハイエログリフィックスのデル・ザ・ファンキー・ホモサピアンと出会い、同居者からヒップホップをレクチャーされ目覚めました。95年頃にDJ トップ・ビルや三木道山らと出会い、日本のミュージック・シーンとのつながりを得ます。97年に初来日し、翌年にはEP『Pearl Harbor』をリリースしました。更に翌年には「No.13」などの名曲を含むファースト・アルバム『緑黄色人種』をリリースし、大きな話題を呼びます。韻を踏むことに大してこだわりをもってなく、それが批判につながることも多々あります。しかし、そのメッセージ性とずば抜けた比喩表現などは高い評価を受けており、生楽器の演奏や、ダブなどをも取り入れた音楽像はヒップホップに新しい可能性を見出しています。