セットリスト紹介

曲目

ライブ映像

1. Let's Get Rocked (Adrenalize)

2. Promises  (Euphoria)
3. Women  (Hysteria)
4. Hysteria (Hysteria)
5. Animal  (Hysteria)
6. Love Bites  (Hysteria)
7. Photograph  (Pyromania)

8. Rock of Ages  (Pyromania)


ライブ・レポート (刈り掘る庭JAMから許諾転載)

個人的に、聴いていて一番涙腺がゆるんだのがこのバンドであった、自分でも不思議に思う、
この日出たバンドに関していえば、 OZZY OSBOURNE なんかの方がガキの頃から良く聴いて
いたバンドである。

DEF LEPPARD は、それほど意識して聴いてきたバンドではなく、むしろ、大成功によって無意識の
うちに聴いてきたバンドといえる。 しかし、そこが上手く作用したのかな ?
本当に久々に聴いたものだから、曲によって、一瞬にしてその時代の自分を思い出してジワッと
きてしまった。

オープニングSE が We Will Rock You なのにはやられた、横にいた K.C.Rhye ( QUEEN ) の
すぬさんと盛り上がってしまったが、ノレる曲だしタイトルからしてこれから ROCK をやるぜ!って
のにはピッタリかも知れない、

1曲目は Let's Get Rocked メンバー全員が声を張り上げて盛り上げる、DEF LEPPARD を
やる以上は歌えるメンバーは必要不可欠、ノリを出すのが難しいこの曲を無難にこなしていたね、

2曲目は驚きの Promises、アルバム EUPHORIA からの選曲で、これはファンのための1曲といえよう、
私がよく言うところの「 そんな曲を聴けるとは思わなかったよ! 」 である。

そして、3曲目からはラストまで、怒涛の有名曲がこれでもかと続く!
ここは、ギターの音使いが素晴らしい、2人のギタリストが曲によってディストーションサウンドで押すかと
思えば、ディレィをかけて空間を支配する。そのコントラストがみごと! 

ベースはその間できっちりバランスを考えていた、ドラムと一緒に出しゃばらずに全体のサウンドを
コントロールしている、
そのドラムは体調不良だったようだが、ユニオンジャックに包まれて雰囲気を出していた。

ヴォーカルは「 あんたいったい何者? 」って感じの人でしたね、上手い下手とか語る前に、フロント
マンとして存在感を持っている、これは大切なことだ、そして歌詞を大切にきっちり歌っていた、
これもまた大切なことだ、良い意味でも悪い意味でも彼のバンドってイメージがしたのは確かであった。

Women ! 泣けました・・・ U2 を彷彿させる Hysteria、こういう曲も出来るところがバンドの懐の深さ
だろう、

Animal、軽快なリズムにツインギターのからみが心地よい、相変わらず全員で歌い盛り上げる、
そして、知らない人はいないだろう、超名曲の Love Bites、これは歌うのが難しい、コーラスも重要だ、
サビでヴォーカルに絡むギターが泣ける、やってくれただけでも嬉しい。

ラストは PYROMANIA からノリの良い2曲だ、Photograph と Rock of Ages ! 
繊細で演奏するのが難しい曲が続いた後だけに、メンバーも楽しそうに弾けている、 Rock of Ages の
前では、あの謎の声が・・・ お約束をありがとう!

悪徳Pさん、ありがとうございました。